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北茨城平潟漁港 (鉛筆画・F8号)

平潟漁港は茨城県の海岸線の最北で福島県のいわき市と隣接し、その昔は幕府公認の東廻廻船の寄港地に指定され海路の要所として栄え、今なおあちこちに当時の面影を残している。港の東に薬師堂、北に八幡神社が在る。
現在は平潟漁港に水揚げされる魚介類を中心とした魚介料理・有名な鮟鱇鍋、そして高温で湯量豊富な平潟温泉が有名である。
スケッチの風景はかっては、“波浮の港”のモデルになったと云われているところで、波静かな穏やかな港は印象的であった。スケッチ当日には大型船は出航しており赤い大きな浮きが静かに岸壁に一つ置かれていて、生活を感じさせる賑わいが想像されるものとして印象に残る光景であった。