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東京スカイツリー (鉛筆画・F6号)

 平成24年のお正月家内と孫の倫太郎と3人で隅田川七福神巡りに出掛けた。私達にとって七福神巡りの体験は初めてであった。七柱の福徳の神の一つである布袋尊の弘福寺は隅田川の桜橋の袂近くに在り、私の母方の親戚の安田家と小澤家の墓所でもあることから墓参も兼ねることが出来た。その弘福寺を訪ねた帰路近くで竣工間近かの東京スカイツリーを眺められる光景に出合った。孫の倫太郎に「このタワーは高さ634m有り世界一であり、法隆寺の五重の塔からヒントを得て心柱がある。」等と話をしていた。外観は「起り」や日本刀の緩やかな「反り」の曲線を生かした日本伝統建築の発想を駆使し、反りの美的要素も含まれているとのこと、そこから見たタワーは又他では類例のない程美しく印象に残った。そこで倫太郎と写真を撮ってもらいこの記念の絵ができ上がった。
場所は東武鉄道の押上駅の近くで平成24年5月に電波塔・観光施設として開業、タワーには観光商業施設やオフィス等が併設され東京の新名所として発足した。
孫も思いもかけず隅田川七福神ならではの思い出が加わったことに大喜びであった。