1997年8月のconcert diary
1997年8月1日(金)大黒摩季 レインボースクエア有明(臨海副都心特設会場)
15時開場18時30分開演
今日は、幻の歌手or世に言うライブをしない3大アーティストの一人、大黒摩季ちゃんの初ライブです。やっととったぞ、このticket。また、私にとって「ゆりかもめ」初乗車でもあります。
『ゆりかもめ』の終点から湾岸道路を渡った向こう側に特設ステージが造られました。入場者なんと46,000人。入ってみると椅子はなく、建設現場の足場に使われる鉄の穴開き板に席番号が書いてあるのみ。公演中は立つからいいんだけど、座るのはちょっと大変。お客さんの年齢層も幅広く、さすが大黒さんですね。
午後7時、大黒ちゃんが登場。私は席が後ろの方だったので、豆粒くらいにしか見えません。まわりの人もモニター画面を見ていた人が多いようです。モニター画面の口の動きとスピーカーから聞こえる音はずれていました。これは口パクなのではなく、後ろの席はステージから100メートルくらい離れているので音の届くのに時間がかかるためで、むしろ当然のことなのです。(100メートルだと0.3秒くらい)客席の広さとお客さんの多さをまざまざと実感。客席中央には大きなMOのモニュメントがつくられていました。(Maki
Ohguroか?)時折、曲の途中にモニュメントに照明が色とりどりに当たり、とてもきれいでした。曲は有名な曲が次々に演奏され、お客さん一同大盛り上がりで、存分に堪能しました。衣装替えも3回、計4種類の衣装で登場。『かわいさ』と『かっこよさ』を感じさせました。『ら.ら.ら.』の曲では大黒さんのライブは(今までに、人のライブに飛び入りしたとか、地元でチャリティに出たとかの話があるだけで)初めての人がほとんどのはずなのにみんな合わせて手を振っていたのは壮観でした。power
of dreamでは大きな風船がたくさん客席に投げ込まれてみんなで飛ばし合っていました。大黒さんもライブ初めてとはとても思えないものでした。ただ、時折見せる恥ずかしがりやな面がもしかしたら今までライブをやらなかったことに影響していたのかなあと思わせるところもありました。途中でミュージックステーションの中継が入り、タモリさんと大黒さんの会話もありました。『大黒摩季は実在しないという噂をご存じですか』というタモリさんの問いに、『結構知ってました。私って実在しないんだと笑ってました。』と答えていました。ただ一つ新曲の『空』がなかったのが残念です。これを聴くためにも次回の横浜アリーナのライブはぜひとも行かなくては。
それにしても帰りは大変。後ろの方の席だったにもかかわらず、駅にたどり着くまでに1時間。橋が狭くてたくさんの人が渡れないためです。そのためか臨海副都心線(新木場に行く方の電車)はそんなに混んでいませんでした。
世に言うライブをしない3大アーティスト:大黒摩季、岡本真夜、坂井泉水(ZARD)をいう。ただし、岡本真夜はすでにライブ活動に入っている。また、ZARDはNISSIN POWER STATIONで一度ライブを行ったことがある。従って世に言う云々は誤り。(back)
1997年8月3日(日)谷村有美・中西圭三・DUAL DREAM 富士急ハイランドコニファーフォレスト
15時開場17時開演
久しぶりに谷村有美さんがコニファーフォレストに出ます。あの、雨の中の、谷村さんの歌手人生を変えたと言われている、伝説の(?)コニファーフォレストの再現とまではいかないかもしれませんが、とにかく久々のコニファーに期待しつつ参加します。
しかし、今回はワンマンではありません。これも時代の流れなのかと思ったりもします。
さて、当日、車で行こうとしましたが、バッテリー上がりでエンジンがかかりません。あわてて直すものの1時間遅れ。さらに途中でもう一度そのアクシデントに見舞われ、合計2時間以上もの遅延。おかげで15時に着く予定が17時を過ぎてしまいました。なんということか。
入場するとすでにDUALの公演が始まっていました。DUALは前座なので、登場も短く、30分程度。DUALお目当ての人は少ないようです。途中、立って振りをしていた女の子が印象的でした。
休憩中に場内を見回すと谷村ファンのいつもの人も多数来場しています。
さて、続いて登場は谷村有美さん。MCでは2度目のコニファーであることや今日は晴れですねなどのトークが。
1時間ほどで終わるとトリは中西圭三。わたしたちにもおなじみのACEやticket to paradiseなどをやってくれたので谷村ファンもいっしょにノリます。と、そこへ谷村さんが大きな手を持って登場。ジョイントになりました。わたしたちにはうれしいアクシデント。
帰りもバッテリーの調子がよくなかったので、起動時はお仲間の人に電気をわけてもらい、やっと起動。結構つらい、コニファーになりました。
1997年8月5日(火)パイン
'97 レインボースクエア有明(臨海副都心特設会場)
14時30分開場17時30分開演
今日も8月1日に続き、臨海副都心です。今日はイベントで多数のアーティストが参加です。
出演はシャ乱Q・LINDBERG・GLAY・猿岩石・Dearと豪華だが脈絡のない人選です。
最初はDear・猿岩石と登場します。始まってすぐ雨が降り出しました。しかもだんだん強くなっていき、一向に止む気配がありません。LINDBERGもこの前ほど派手派手しいステージではなかったです。ここになぜ大物のGLAYが出ているのか不思議ですけどとにかくGLAYまでみられるとは・・・最後はシャ乱Qで締めました。
今日は1日よりも席が前だったため規制退場でなかなか外に出られませんでしたが、1日の反省をふまえて、隣の東雲駅まで国道357号を歩くという技を編み出しました。これで1日よりかなり早く帰れました。この方法案外いけるかも。次回からも活用しよう。
1997年8月11日(月) 中山美穂 神奈川県民ホール
18時開場18時30分開演
中山美穂さんの97年度のツアーです。今年もスケジュールの都合で私は神奈川のみの参加です。
Groovin’ Blueツアーです。1年に1枚の割合でアルバムを出していて、それにちなんだツアーです。もう、かなり芸歴が長くなって、曲もたくさんあります。今回ももちろん、新曲もありますが、懐かしい曲も入る選曲でした。さすがにデビューのころ(初期)の曲はないようでしたが。
だんだん、美穂さん独特の世界をつくりあげているようで、固定ファンも掴んでいるようです。これからも息の長い活動を期待します。
1997年8月18日(月) Hit & Run 2000GTR−S 日本武道館
17時30分開場18時30分開演
久しぶりの武道館です。今日はイベントです。Hit & Runという事務所に所属しているアーティストが一同に集います。2000GTRというのは2000年までやりますということで、GTRはGrand
Touring Reviewのことだそうですが、どうみても某自動車車種のパクリとしか思えません。さらに、入場者全員に特製CDプレゼント。そのタイトルが「ハラダ記念日」ハラダというのは某レコード会社のプロデューサーの名前だそうですが、これまた俵万智の「サラダ記念日」のパクリとしか思えません。かくいう怪しいイベントなので期待を持って参加。
登場はACO・阿部義晴・奥田民生・斎藤誠・SPARKS GO GO・橘いずみ・NANA(近藤名奈)・VANILLA・PUFFYと豪華なメンバーが交代で、ジョイントで登場です。これだけのアーティストがみられるとは。そういえば近藤名奈も最近見ないと思っていたらちゃんと活動していたので安心した。VANILLAも久しぶり。PUFFYは本物を初めて見ました。
1997年8月24日(日) 千葉マリンスタジアム
16時30分開場18時30分開演
千葉マリンスタジアムでイベントが開催されるということで参加することにしました。マリンスタジアム SUMMER PRESENTS
'97 Midsummer Marine Liveと題して行われます。夏休みの最後の楽しいイベントということでしょう。
出演はEvery Little Thing・Favorite Blue・SPEED・D&D・D−LOOP・D ground・DA PUMPと豪華です。とりわけ、私の目を惹いたのがEvery Little Thingです。一度生を見てみたいと思いながら、ライブをやらないので残念に思っていたところなのです。これは是非参加、とticketをゲットしました。
マリンスタジアムに行くのは初めてです。コンサートはもとより、野球でも来たことはありません。京葉線の海浜幕張から結構距離がありました。今日の席は1階スタンド1塁側です。ちょっと遠いかな。
Favorite Blueも見たいと思っていたのでみられてうれしい。SPEEDはかなり世間的には人気もあり話題にもなっています。個人的には島袋ちゃんがいいです。けど、もうちょっと衣裳を改善してほしいです。
Every Little Thing、ついにみることができました。期待通りです。ラストの曲は私の予想通り「出逢った頃のように」でした。これを聴きたかったので大満足。
そのほか、D&DとかDA PUMPなど結構話題のグループが登場しました。沖縄関係が多いですね。
1997年8月30日(土) JUDY AND MARY 横浜スタジアム
16時開場18時開演
JAMの夏のスタジアムツアーです。関東地方はここ、横浜スタジアムで行われます。チケットもとれたし、今日は私にとっての夏祭り気分で参加。さすがに開場が開演の2時間前とは収容人数の多さを物語っています。席は一塁側スタンドでした。
まず、静かに「夕暮れ」からはじまり、あとはYUKIちゃんのPOWER全開です。でも最初の挨拶でYUKIちゃんが「一塁側のみんな元気!!」と三塁側を指していうので、「おーーい、一塁側はこっちだよーーー!!」続いてアリーナを指して「じゃあこっちは二塁側?」うーん。二塁側には違いないが、二塁側という表現ははじめてきいた。
曲はJAMの有名な曲を中心に元気いっぱいです。「ドキドキ」では例によって「空を仰いで手を叩いて」のところでみんなで手をあげて左右にwaveします。こういうのはCDを聞いているだけでは味わえないライブならではの楽しさです。
encoleは自転車でした。ううん。そう来ますか。
それにしても、横浜スタジアムはコンサートでしか来たことがないなあ。
1997年8月31日(日) JUDY AND MARY 横浜スタジアム
16時開場18時開演
昨日と同じです。昨日のチケットが完売だったので追加公演がありました。今日の席はアリーナです。昨日よりもステージに近く、正面に近いので楽しみです。 最初の挨拶でYUKIちゃんが「今日の新聞見ました?子門真人の二倍ですって...」と。スポーツ新聞にJAMのコンサートの記事がのっており、記者がYUKIちゃんの髪型を表現してそう書いたのだった。
encoleはover driveでした。昨日とは違いましたが、この曲に急遽変わったようです。この曲もJAMらしくてとてもいいです。
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