1998年4月のconcert diary

 1998年4月5日(日) KAN 浦安市文化会館
 17時30分開場18時開演

 今日からまた、KANさんのtourが始まります。今回はLIONFLOORLADYというKANさんにしてはいたく短いtour名称です。(でも予告・仮題の時にはやたらめったら長い名前つけてたぞ。)
 浦安のホールには初めて行きました。駅からすごく遠い。京葉線(新浦安)からでも15分、東西線(浦安)だと20分はかかる。でも駐車場が少ないとのことで、車で行くのは断念。東西線で行くことにしました。
 お客さんの入りはまあまあです。パンフ販売の物販の人に見たことあるファンクラブ運営会社の人がいて驚きました。
 席は中間くらい左より。もっと近ければよく見えるのでしょうが今日はこのくらいかな、と思うことにします。
 まだ今日はツアー初日とあって、KANさんもお客さんもまだ慣れてないというところ。
 でも、やっぱり楽しい寸劇風のステージも中に入っていて今回も楽しいツアーになりそうです。
 帰りも浦安まで歩きます。結構距離があるなあ。

1998年4月6日(月) CURIO NISSIN POWER STATION
  18時開場19時開演

 そろそろbreakしてきたかなというくらいです。元気の良さ、楽しいメロディです。お客さんはほとんど若手女性です。PSは立ち見ですが、こういう日は早く行かなくても私だけ15センチメートルくらい背が高いので、後ろから見てもよく見えます。余り前に立ちはだかると女の子たちに悪いですし。
 最近粉雪という曲が売れましたが、それはむしろ路線が変わったのかと思わせる曲で、代表曲はときめき、ひまわりなどです。それなので、VoのNOBくんが、粉雪をやってから、「粉雪でCURIOを知った人も多いと思う。粉雪のような曲が次々出てくると思っていた人もいるかもしれん。いや、きっといる。でもそういう曲ばかりではない。」とMCしていました。もちろん、popな曲健在で、NOBのステージパフォーマンスともども楽しいライブでした。

1998年4月7日(火)RAZZ MA TAZZ 戸田市文化会館
  18時開場18時30分開演

 RAZZ MA TAZZのtourが今日から始まります。戸田市文化会館は最近様々なアーティストのツアー初日の公演が催されています。会館に特別な力があるのかしら。
 今日の公演は参加者は少なく、1階席の6割、全体で言うと4割かな。これでは私が行かなければ...と使命感に燃える私であった。客層は若い女の人がほとんど。私は違和感が...でも負けてはいけません。また、途中に「紙ヒコーキ」という曲で、みんなが紙飛行機を飛ばすというパフォーマンスがあるので、今日は私も仕込んでいく。ステージまで届かないのがかなりある中、さすがに男の子が飛ばせばステージまで届くなあ。(紙飛行機なんて何十年ぶりか。10列目だったので、飛ばすまでは届くかどうかちょっと自信がなかったが。) なんと、帰りの埼京線は昨日も今日も同じ便だった。開催地が違うのに偶然だなあ。(開演時刻が違うからなのだが。)

1998年4月8日(水) KAN 神奈川県民ホール(大)
 18時開場18時30分開演

 今回のKANさんのtourはnew albumのTIGER SONG WRITERが出たのでそれを中心のtourです。
 神奈県ホールは平日のためか1階の6割、全体ならすと4割くらいの入りというところ。2階は最前列のみ。あれが噂に聞く「関係者席」か?よく見ると谷村有美さん風の人がいます。けど遠くて確認できません。
 今回はKANさんから細かいギャグがあるという予告がありました。
 途中、神奈県ホールについての思い出について、まだ、debut前あるいは後色々なアーティストのライブを見たことなどを語っていました。谷村有美さんのライブも見たそうです。(それは谷村有美さんのfan仲間からも聞きましたが。)
 たき火を囲んだ風のセットでのacoustic cornerがありました。KANさんが登場して、椅子に座ります。
隣から「ちょっと、なに、それ。ハーモニカホルダーに何入れてるの。」
KANさん「十勝のバターキャラメル。ハーモニカホルダーにハーモニカ入れるのはどこのミュージシャンでもできるの!」
〔そうか、浦安の時からなんか変だと思ってたんだよなあ。〕
 さらに、ドラドラドライブ大作戦では盛り上がっていると幕(緞帳)が降りてしまいKANさんが締め出される!!さらには館内放送で「本日の公演はすべて終了です」の放送。会場大盛り上がり。(2階席の谷村さん(?)も大爆笑)その後「なあーんていうのはうそ!うそ!」という館内放送。(そこまでやる!!)
 爆笑もありますが、聴かせるところは聴かせます。
 KANさんの魅力たっぷりのコンサートでした。

 1998年4月9日(木) JACK&BETTY CLUB 24 YOKOHAMA
 18時30分開場19時開演

 JACK&BETTYは3回目です。
 またまた、ticketを買ったら番号が1番だったので驚く。お客さんの数も前回のCLUB 24 YOKOHAMAと同じくらい。よくみると関係者がいて、有料入場者は十数人か。こういうところでは、fanが数えきれないなんてことはありません。でも「数えられない(0人)」よりはいいですけどね。(^^;
 ここでは撮影禁止ではないので、私も撮影しました。将来売れたら記念になります。
 対バン形式なのでそれ以外にMAX KC と PAPAYA PARANOIAが登場。
 PAPAYA PARANOIAはLadies bandで、将来は(プリ)2か?バンドのhome pageがあるそうです。本拠地は福岡のようです。
 さて、JACK&BETTYですが、このバンドにも固定fanが8人ついており、前でかぶりついて見ていました。voの中川優美ちゃん(19)は相変わらず元気元気!若さに圧倒されました。これからもっともっと伸びていって欲しいです。

1998年4月12日(日)RAZZ MA TAZZ 渋谷公会堂
17時30分開場18時開演

 RAZZ MA TAZZ tourの2回目です。
 今日は満員の盛況です。やはり、客層は若い女の人がほとんど。coupleもいます。今日もみんなが紙飛行機を飛ばすというパフォーマンスがあるという予想で、今日も仕込んで行きましたが、今日は席が後ろでさすがにステージまで届かない。残念。
 曲目は私の好きな「僕のままに君のままに」も出ました。うれしい選曲。この曲は、みんなで曲の途中「calenderが...」というところで手をwaveします。ほかには、regret、season trainなどのおなじみの曲のほか、新曲FRUiTSなどを披露しました。今回、「あじさい」は出ませんでした。

 1998年4月20日(月) 松任谷由実 横浜ARENA
 17時30分開場18時30分開演

 かなりとりにくいであろう松任谷由実のチケットがやっととれました。席はアリーナ席です。
 パンフレットはCD−ROM付きです。思わず買ってしまった(^^;
 松任谷由実さんのライブは2回目です。今まではチケットの取りにくさと余りのメジャーさに敬遠していましたが。
 ステージはさすが大御所と思わせる豪華なつくりです。ステージ上も照明も。そして、由実さんにも実績に裏打ちされた壮大さがあります。
 曲目は荒井由実時代からの物を含め、幅広く選曲され、歴史・実績を感じさせるものでした。もちろん、最新曲もありました。私自身の思いを言うと昔の曲をやって欲しいです。懐かしくて涙がでそう。例えば"Good luck & Good bye"とか。(”荒井由実”として行ったおととしのツアーがあったのですが、今思えばそれに行っておけば良かった。)
 やっぱりさすがだな。と思わせたライブでした。

1998年4月22日(水) pia debut review ON AIR WEST
 18時開場19時開演

 今日はご招待制のLiveで、事前に応募した人から抽選で参加できます。ON AIR WESTも久しぶりです。名前の通り、piaの企画で、debut間もないアーティストを見ておこうという趣旨です。今回の出演はクラックポット/SATISFACTION/Jack & Betty/Rubiiの4組です。お目当てはJack & Bettyですが、どれもなかなか特徴あって興味深い物でした。

1998年4月24日(金) CRIPTON ON AIR WEST
 18時開場19時開演

 ON AIR WESTにまたまた来ました。CRIPTONも久しぶりです。(最近までEgg−Manが多かったんだけど。)曲目は新曲もあり、久しぶりのCRIPTON soundを堪能しました。ただ、100℃が無かったのが残念です。アンコールの後さらにアンコールの拍手がありましたが、アンコールは1度でした。私もそう思ったのですが、メンバー紹介がなかったので、もう一度出るのではないかと思ったのです。どうやら、メンバー紹介を忘れていたようです。

1998年4月25日(土) KAN 東京厚生年金会館
 17時30分開場18時開演

 今日は多少雨模様です。KANさんの東京公演は今回も東京厚生年金会館です。
 今日は席が2階でした。今日のticketはsold outということです。2階の2列目ということだったので、1列目は関係者席かなと思っていましたが、2階1列はなく、2階2列が最前列です。stageから遠い時はstege全体が見渡せるのでコンサート全体の雰囲気がよくわかります。ただしオペラグラスが必要ですが。
 ピアノ弾き語りの時はこんなにも指の動きが早いのかと感心しました。
 そして、今日のネタ(?)は「夕張メロンキャラメル」(わからない人は4月8日の神奈県ホールへ)北海道にツアーに行ったときに仕込んだのかな?
 「今日でdebutしてから11周年になりました。」と報告してみんなから拍手をうけました。そうですね、芸歴も長くなりましたね。
 ステージの最後の方で戦車(トオルくん)が出たり、人々が手をwaveして戦車をとめるといったシーンを作ったのは、その歌が"SAIGON"だったのだ。KANさんがVetnum旅行をしたことがあったので、そのときの印象がうたになったのでしょう。遠くから全体をみて、はじめて意図が理解できた。
 あと、何回か見ることになりますが、これからはますます楽しく見られそうです。

1998年4月26日(日) KAN 東京厚生年金会館
 17時開場17時30分開演

 KANさんの東京公演二日目です。今日は席が1階でした。KANさんのツアーは大概、開場時刻よりも早く開場します。準備がいいのでしょうか。数多いアーティストのなかでも私の知る限りKANさんしかいませんね。開場開演時刻とも普通より早い設定です。どうしてかはわかりませんが、会場からの撤収の関係か、それともfanに主婦の人が増えて早く帰れるよう配慮したのかのどちらかでしょう。そうそう、お客さんは95%女性です。だから私が立つと15センチメートルくらいは高いので、いくら段になっているとはいえ、後ろの人は見にくいかも。心配なので斜めうしろの女性に見えるかどうか尋ねてみた。一応見えるということです。ところで、いつも思いますがKANさんのfanの女性にはすてきな人が多いです。
 今日は近くからじっくりとコンサートの模様がみられます。細かいギャグは近くでないとわからないものも多いですね。
 一曲目は"Songwriter"弾き語りでじっくり聴かせます。最初からぐっと引き込まれます。
 今日も「夕張メロンキャラメル」(わからない人は4月8日の神奈県ホールへ)ここで誕生日のうた(happy birthday)をやるが、「今日誕生日の人。」と声をかけるとたくさんの手があがる。(そんなにいないでしょ!)
 ここで、いつもと違う何かを手にして登場。昨日イタリア語検定(3級)の受験結果が届いたそうです。まだあけていない、ここで開けてみるとのこと。「この結果いかんで今後のコンサートの展開が変わります...」開けた結果、「ドテッ」不合格でした。でももう少しという線まで行っています。3回受けたけど、段々問題がやさしくなるようだ、問題の水準が高すぎるのではとか、最初の受験者は裾野を広げるためもっと合格者をだしてもいいのではという感想を言っていました。
 大きな筒のようなものが暗がりの中から出たと思ったら、長靴。「長ぐつ」のうたを(大)長靴の中に入ってうたうという凝りよう。
 そして、前回のツアーでも披露した曲”サンクトペテルブルク” ダジャレが効いてます。「たくさんたくさんアンデス山脈」とか。前回のツアーで初めて聞いて、今回のツアーでは必ず出るだろうと楽しみにしていました。
 なお、最後の方の"Song of Love"で登場した歌手はKANさんではなく”スティーブ椀田”という人です。念のため。
 今日もたっぷりと堪能しました。

 1998年4月30日(木) 槇原教之 横浜ARENA
 18時開場19時開演

 槇原くんは今まで、大きい会場ではライブをやりませんでした。それは、大きくなりすぎるとみんなの顔が見えなくなりそうだからだそうです。あくまでもfanとの触れ合いを大切にするということですね。それで、大体東京でいうとNHKホールとか東京厚生年金会館とかで、いくら何日も公演をやるとはいえ、かなりとりにくいチケットとなってしまっていました。実際、私も何度か挑戦して、取れたのは1度だけです。今回、横浜アリーナでライブをやると聞いたとき、余りの人気に方針が変わったのか、とも思いました。ともかく、チケットはやっととれました。席はアリーナ席です。
 入場するとfanの人たちが"such a lovely place"の時みんなで振って下さいと黄色い紙を配っている。そういうものは必ずもらっておく。
 ライブの最初の方で、槇原くんが大きいホールでやるのは初めてだけど思ったよりみんなと近いということを述べていました。やはりfanとの触れ合いを大切にしていることは変わりないようです。
 曲目は新曲もありますが、サブタイトルに〜春の槇原くん祭り〜ということで、以前からあるポピュラーな曲をみんなで歌いましょうコーナーもあり、私も一緒に歌う。この中での一番人気は「遠く遠く」でした。私もこの曲は1位に挙げたい。あるラジオ番組での槇原くんの曲の投票でも入れたこともあります。その時もこれが1位で、そのことを槇原くんも喜んでいました。この曲は、地方から上京して一人暮らししている人はだれでもこういう思いに至ることがあるのではないかと思います。そのほか、冬がはじまるよ、雪に願いを、スパイ...などなどみんな知っている曲のオンパレードです。
 大盛り上がりのコンサートで時間が経つのを忘れ、あっという間にエンディングでした。アンコールの最後でついに、"such a lovely place"が演奏され、黄色い紙のほか黄色いハンカチなど思い思いに皆振っています。ああ、これで終わってしまうのかと思い、とても残念に思いました。でも、曲目も多彩で時間も長く、本編で2時間半、アンコールをいれると3時間のコンサートで、久しぶりの槇原ワールドを楽しんだコンサートでした。

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