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その準備から開業まで・・・



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♪判定シート♪


このページでは、貴方が起業のために必要な要素を何処まで備えているか、起業のための準備がどれだけ出来ているのかを判定します。以下の項目につき○印、×印を付けて考えてみてください。
判定項目 ワンポイント 判定
現在勤務の方、円満に退職できますか? 今の職場はもう関係無い?いえいえ、仕事とは何処でつながるか分からないもの。独立後も現在の職場関係から思わぬサポートを受けられる可能性が大いにあります。円満退職できる状況を整えましょう!
周囲の理解は得られていますか? 貴方の家族を始めとした、周囲の方の同意は得られていますか?やっぱり最後に頼れるのは身近な方たちです。理解を得られるように、起業に関してしっかり説明をしておきましょう。
礼節は身についていますか? 今までは勤務先の看板である程度判断されていたものが、これからは貴方個人だけが取引先の判断材料になります。相手に対して好印象を与える第一歩は、何と言っても自然と出てくる礼節。起業を機にもう一度おさらいしてみましょう。
プラス思考ですか? ビジネスは初めから終わりまで順風満帆には、なかなか行かないものです。苦しい時、失敗をした時、取引が断られた時、プラス思考を持っていないとなかなか立ち直れず、そこであえなくビジネス自体がおしまいになってしまいます。
孤独に耐えられますか? はじめは一人で起業するという方も多いでしょう。それでなくても、経営者は他の人には言えない悩みを持ったりして、孤独に陥ることがあるものです。貴方は、これに耐えられますか?悩みを聞いてくれるような信頼出来る人が周りに居ますか?
決断力がありますか? 自分でビジネスを興す、すなわち自分が主体となった判断が求められるようになると言うことです。正確な情報を仕入れて、的確な決断をすばやく下せる自信が貴方にはありますか?ビジネスチャンスを逸しないように!
リフレッシュの方法を持っていますか? たまには息抜きも必要です。休憩時間のリフレッシュから休日のリフレッシュまで、気持ちを新たに切り替えるすべを持ちましょう。
健康状態に自信はありますか? 最大にして不可欠な資本は貴方の健康です。健康状態は良好ですか?また、健康状態を保つためのすべを会得しておきましょう。
資金計画は持っていますか? 開業資金はどのくらい必要ですか?その金額は具体的に算出したものですか?それを開業後どのようにまわしていきますか?最初の2・3ヶ月でショートしてしまうことはありませんか?具体的な数値を盛り込んで簡単な資金計画表を作成してみましょう。
決算書を作れますか?読めますか? ビジネスはボランティアではありません。儲けなければ意味が無い。儲かっているかどうかは決算書をはじめとした帳簿類で判断していきます。これを作成できる環境を整えておきましょう。また、決算書などから経営状況を判断し決断するのは貴方自身です。簡単な決算書の読み方を身につけておきましょう。
ビジネスのアイデアは具体的かつ詳細ですか? あんなことやりたい、とぼんやりとしたアイデアだけで起業しても、実際にどのような手を打っていけば良いのか分からずに終わってしまいます。こんなことしたい、そのためにはこれを揃えなきゃ、あれを使わなきゃ、あそこに行かなきゃ、こうしてお客さんをつかもう、こうやって販売しよう、などなど、具体的かつ詳細なビジョンを描いておきましょう。
人脈は確かなものを持っていますか? 新しいビジネスでは、これが大切。ある時はお客さんに、ある時は宣伝マンに、ある時はアドバイサーに、ある時は資金の提供者に、ある時は気晴らしの相手に、ある時はビジネスパートナーになってくれる有益な人脈を作っておきましょう。ただし、口では上手いことを言っても実際に動いてくれるのは一握りというくらいの気持ちを持っておくことも大切です。
5年後10年後の自分を想像できますか? こうなりたい、ああなりたい、という気持ちを持っていれば、自然とそれに近づくように努力をするものです。起業したら5年後10年後はこうなるだろう、ああなっていたいというビジョンを持っていることも必要です。プラス思考で考えましょう。
自分に欠けている能力を自覚していますか? パーフェクトの人間はいません。ですから、何から何まで誰よりも上手くこなせるわけはないのです。自分に欠けている能力は、他で補えばいいのです。外注に出す、人を雇う、自分で勉強をするという方法がありますね。しかし、それが出来るのも自分に欠けている能力を自覚できるから。今のうちに認識をしておいて、打てる手は打っておきましょう。

いかがですか?もちろんここに出ているのがすべてではありませんし、起業する業種によって他の項目も出てくるでしょう。このシートはいくつ○印ならOK!というものではありません。「ああ、自分はこのポイントについては不十分だな」と気づいて頂きたいのです。
でも、あまりにも×印が多いようなら考え直す必要があるでしょう。


次のページでは、貴方が起業する際に必要な手続きを、個人事業の場合と仮定してお話します。会社形態にする場合には、会社設立のページも参照してください。


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