2005. 04.03 Sunday日本随一の奇祭に大潜入!!。【report】
ロフトプラスワンにて好評開催中の『オールザッツバカ映像!』では
バカ映像伍虎将軍の一人としてその名を轟かすバッドガイ・ナベさんの
音頭取りで、日本が誇る奇祭
『かなまら祭り』プチツアーが催されたので
コミケットスペシャルでお祭りムード高まったままのTDK、これは
見逃す訳にはいかないと川崎までひとっ走り行ってまいりました!!

『かなまら祭り』は子孫繁栄や夫婦和合を祈願し、街の中を
男衆がアレなお神輿を担いで練り歩くというお祭り。
近年では少子化の煽りや海外などからの注目も高いにもかかわらず、
ビジュアル的な問題からNHKでもまず取り上げられる事がありません。

今回はそんなお祭りに群れ集うカナマラーたちを大特集です。

部分的にサークルのイメージを外れることがあるかもしれませんが、
モノがモノですので今回ばかりはあきらめてください。

■祭りの前に騒然とする朝の京急川崎大師駅。この時点でまず外人さん多いのに驚き!! ■ここが今回の珍事の舞台、川崎大師からほど近い金山神社。ここで祭りは行われる。
■のぼり。そんなでっかく「まら」って。 ■境内です本当に外人さん多い!!!!
■蚤の市かと思いきや、手前のカゴの中身はなんとエロビデオ。しかもダビングしたやつ!! 売るな売るな!!(笑) ■外人さん観光客が多いので、露天もみんなニか国語仕様です。例えばこんなふうに。
■あめ細工やさんもニか国語なんですよ、 ■ホラ.....って、おい、ちょっとまて!!!!!!
■いいのかこれ!! いいのかこれ!!?
つか、外国人の女性なんかが平気で右のやつなめながら街中歩いてたりする、今日はそんなお祭りなのです。
■「ほと・まらドック」!! 漢字で書くと「陰魔羅ドック」!! 2つセットで200円とはえらく良心的だな!! つか、驚くとこそこか!!?
■その他、かなまら祭り関係の売店を御覧下さい。かなまらコロッケ。
■その2。かなまらチョコ。まあ形状はご想像の通りです。
■ナニな形だけど、とっくりを売るオヤジ。これは意外にマトモかも、と思って見ていると....
■こらこら!! どさくさに紛れて屋台のはしっこでビニール本売るな!!「聖少女ひろ子」って何十年前のだ!! ....チらっと見せてもらったけど、まるで来ないこと来ないこと。
■大根を削るコーナー。もちろんただ削るんではございません。 ■こんなカタチにして神様に奉納するんだそうでございます。迷惑な。かっこいいけど。
■カメラを構える観客。本堂での神輿への魂入れの儀式を前に早くも一時騒然とした雰囲気。 ■何を思ったかマジンガーZの扮装の男。観衆からは「ゆるーい!!」との歓声。....よく見たらグローブが炊事用ゴム手袋だし。
■金山神社の奉納絵馬シリーズ。
■その1。
■その2。何してんだ。何読んでんだ。つか誰だ。
■その3。さらに誰だ。妖怪か。簑がさを被る理由は?
■その4。なかなかそれっぽいぞ。一見して普通の人物画と見間違えなくもない。鼻の処理がいちばんのポイントかと。 ■その5。七福神の大判絵馬。すごいなー。これじゃ7人もいるのに全員、御利益が安産かよ。
■上の大判絵馬のクローズアップ。
さあ、あなたはいくつ見つけられるかな!!?
■続・大判絵馬。 ■左の絵馬の局部アップ。一体誰と誰が何をしてる所なんだ。
■まあ、こんなんばかりではありません。安産や生命を祭る神社はなにかと火の神様とつながりが深いので、奥ではふいごがあり鍛冶が奉納されています。 ■金属の機具にゆかりのある企業や商店がこのような農機具を象ったのを奉納しております。
■感心したかと思ったら、その隣にはすぐエロ絵馬。その1。どんなシーンだよ。 ■その2。だからどんなシーンだよ。拝んじゃってるし。神様気取りで登場だし。
■さあ、魂入れの儀式も済んで、いよいよお神輿が担ぎ上げられる瞬間です。本堂前にはその神々しいお姿が!! ■メイン神輿。『かなまら神輿』のアップディティール。黒光りしてます。
■サブを務めます今やかなまら祭・第二の顔、その名も『エリザベス神輿』。どピンクです。ちゃんとギョクの部分もあります。 ■ディティール。この神輿、実は浅草にある女装マニアの聖地「エリザベス会館」から特別に寄贈された特製お神輿なのです。
■そうこうしているうちに神輿発進!! 会場は一時騒然と。ほんとに大丈夫なんか!? これ町中走っていいんか!? 腕は後にまわらんのか!!? ■地元商店街を走る走る。むしろ大人気。担ぎ手はリズムにあわせ「でっかいまーらー!! KANAMARA!!」とシャウトします。
■こんなもんが通過するんですから、駅前は一時騒然と!! (またか) 街の主役はこの日ばかりは川崎大師ではありませんぞ!! ■この写真だとエリザベスからフキダシが出て「ようこそ川崎大師へ!!」と言ってるように見えますな。
■今回、一番のベスト・フォト。こんなんだから、興奮してデジカメのバッテリーもそっくり使い切っちまうっちゅーねん。 ■まあさも街全体がどよめいているように書いてますが、実際の様子はいたっておおらか。街に愛されているお祭りなのです。
■列の先頭を行く男衆はキリッと引き締まってます。まさに「男を見せる瞬間」ってな感じでしょうか。 ■そんなわけで、祭りが終わると倉庫にチン列されるかなまら神輿。また来年までこうして出番を待つのでありました。
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興奮のあまり、えらい枚数の写真をのっけちゃいました。
たぶんページがいつになく重いと思います。すいません。
場合によってはアニメーションGIFのせいでうまく表示すら
できなかったりするかも。そうだったらもうしわけなし。

この後、祭りはどうなったのかというと「かなまら祭り」の会場は
一転して「地べた祭り」の会場となり、ブルーシートの上で飲めや歌えの
大騒ぎな訳です。これ本当です。「じべたまつり」です。

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外人の人が多いというのも、広く奇祭として伝えられているだけでなく、
もう「日本に来たらコレ!!!」という感じでガイドブックに日本名物として
掲載されているかららしいです。

しかし開催前に前回経験者のバッドガイナベさんによると、
「あそこは精気を吸い取られる、終わったあと何だかドッと疲れる」
と言っておられたのですが、本当でした。終わった後、立っていられず
境内で思わず居眠りをしてしまいました。みんな口々に言っていた感想は
「何だかスゴい。何だかスゴいよ。」
の一言。ほんとに言葉に出来ないスゴさがありましたですよ。

来年は、かなまら祭り復興40周年だそうですんで、今年に増して
スゴいお祭りになるんではないでしょうか。

そんなわけでまた!!