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Grails開発環境

CUI(エディタとコマンド環境)

コマンド環境の設定

grailsのコマンド類を実行するために、環境変数JAVA_HOMEとGRAILS_HOMEを適切に設定する必要があります。続いて、grailsコマンド自身のある場所(GRAILS_HOME下のbinディレクトリ)を環境変数PATHに追記します。この方法は、UNIXとWindowsでは共通です。

Linux(CentOS 5.4の例)

.bashrcに記述する例です。Javaは、SunのJDK(RPMパッケージ)をインストールした場合の例です。なお、CentOS 5.4標準のjava-1.6.0-openjdkの場合は、パスが異なります。Grailsは、/opt/grailsディレクトリの下に入れた場合です。
# JAVA_HOME
export JAVA_HOME=/usr/java/latest
PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin

# GRAILS_HOME
export GRAILS_HOME=/opt/grails/grails
PATH=$PATH:$GRAILS_HOME/bin

エディタの設定

Grailsでアプリケーションを記述する場合、編集するファイルは、Groovy言語と、GSPの2種類です。この両者を便利に編集できる環境があると便利です。
UNIXにおける代表的なエディタは以下の2つです。
  • Emacs
  • VIM

Emacs

Tiago Cury氏のGSP開発環境構築

Emacs 22以降で、以下URLにて紹介されている、GSP・Groovy編集機能を追加する方法です。 まず、以下のemacs lispパッケージを入手します。

  • Russel氏作成の、groovy-mode.el
    http://groovy.codehaus.org/Emacs+Pluginより、Download節の2番目に、"Download Russel's groovy-mode.el ..."とあるのでこれをダウンロードする。
  • nXML mode
    http://www.thaiopensource.com/nxml-mode/より、Downloadのリンクをたどり、ディレクトリ内のnxml-mode-年月日.tar.gzのもっとも最新のファイルをダウンロードする。
  • Nxhtml mode
    http://ourcomments.org/Emacs/nXhtml/doc/nxhtml.htmlよりDownload nXhtmlボタンをクリックして、Download latest nXhtml (zip file)をクリックしてダウンロードする。
  • nxhtmlへのGSPパッチ
    Cury氏のページで用意されているパッチですが、nxhtml-2.05-091202.zipには、既にGSP対応が正式に取り込まれているので不要です。(というかpatchがrejectされる)
これらを、Emacsのsite-lisp下に展開します。
次に、.emacsに以下記述を追加します。
;; Groovy
(autoload 'groovy-mode "groovy-mode" "Groovy editing mode." t)
(add-to-list 'auto-mode-alist '("\.groovy$" . groovy-mode))
(add-to-list 'interpreter-mode-alist '("groovy" . groovy-mode))

(load-library "autostart")

VIM


GUI(統合開発環境)

Grailsフレームワークをサポートした統合開発環境としては、NetBeansがあります。

参考

Web


コラム