2010年春 バンクーバーのルーファス・リン・ギャラリーで私の作品展示があった機会にバンクーバーを訪問しました。かねがね「世界で一番住み易い街」の上位に常にランクされるバンクーバーとはどのような街か興味を持っておりましたので、当地を訪れることを心待ちに致しておりました。バンクーバーまでの往路 飛行機からの一望で都市全体が一つのアイランドのように見え、入り組んだ海岸線、美しい公園や高層建築群、その建物の合間に海や丘陵が迫り都市の魅力を充分生かしたその演出に大変感激致しました。このバンクーバーの魅力を表現したいと帰国後素描と水彩画にまとめました。
バンクーバーでは滞在日数が少なかったため生活様式の細部に亘るまでの視察までは出来ず、代表的な都市環境の描写にとどめました。 |
 |
今回の展示は、このバンクーバーを描いたものを中心に、それ以前に描いた欧米の都市と東京や震災を受けた東日本を含めて、その心に残る光景を描き留めた作品を合わせて公開致すことにいたしました。
私が自然、都市、建築を通して強く心に残った光景を構えず出来るだけ丁寧に描写することによって、心の情景として残すことができるのではないかと思います。
そして、見て下さる方々にも環境と心の融和の持つ強い力により、明日への希望をもたらす一助となればこの上ない喜びであります。
またルーファス・リン・ギャラリーで展示された作品および前回と同様木工作品も追加して展示致しましたので何卒ご高覧いただければ幸いです。
河田 新一郎 |