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建築の設計を旨とする日常生活で一日のうち机上での仕事が占める時間が多くなる。物を考えたり又書いたりするのには「間」が必要で“ほっ”とした時を持ちたい。そんな時身近に居心地を良くしてくれる“もの”が何かと問われる時、それはやはり既製品ではなく自分で作った作品を眺めることであると思う。 そのようなわけで造った作品を幾つか紹介させていただく。 尚、ご意見、ご感想があればお寄せいただければ幸いである。


木製本立て (小学校5年生の時の自作)

 

木工作を最初に思い立ったのは1997年9月で丁度その頃息子が東南アジアに出掛けお土産にバリ島のコースター(アタ素材)を買ってきてくれた。それを入れる容器を木で作ろうと思い立ち、東南アジアによくみられる茅葺屋根の水上住居を思い浮かべながら5枚分を積み重ねて入れられる器にしてみた。今ではそれを大変気に入っており毎日眺めている。建築的にも一脈通じた発想の作品となり満足した次第である。これが最初のきっかけでそれ以降眼鏡立て、印鑑入れ、絵葉書立て、タバコ入れ・・・等と机上も大変賑やかになった。 時とともにそれらが充足されてくると今度は室内の居心地を求めてインテリアにも目を配り工作も本格的になっていった。
 以後約10年間の間に机上の小物から棚、椅子等の大きいものまで30数点に上り、2009年4月の河田新一郎個展「風景の記憶」に初めて展示をすることに至った。大変な好評を博し17点もの注文を受け、製作、発送を終えたところである。

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  この度、当ホームページ上でも受注販売を行うことにいたしました。作者はナチュラルなものを主眼としており、工業製品とは異なります。愛着を感じて使っていただくうちに色も落ち着き作品の価値が上がってくると思います。製作には1週間〜2週間を要します。写真による色、形は実際とは多少異なることがあることをご諒承下さい。
詳しい内容(作品名、販売価格等)については以下をご覧ください。