1998年6月のconcert diary

 1998年6月1日(月) LIVE GiRL POP NISSIN POWER STATION
  18時開場19時開演

 NISSIN POWER STATIONが6月で閉店することになり、LIVE GiRL POPも今回が最終回となりました。今日はJack & Betty,CHAKA,北川恭子,LINDBERGが出演します。最近、私はPOWER STATIONは女性のお客さんが多いLIVEに来ているので後ろから観てもよかったのですが、今日は明らかに男性が多いのでしかもLIVE GiRL POPのEVENTは椅子がないため前の方にいかねばなりません。こういうEVENTだと知っている人が必ずいます。(ははは(^^))入ってみると女性を含む一団が前のほう少し右寄りにかたまっています。多分LINDBERGのfanでしょう。ここのうしろならよく見えそうなので、そこに陣取る。
 まず、Jack & Bettyです。今日の私のお目当てです。もっともこのバンドがお目当ての人はほかにいないだろうが。演奏は3曲でしたが、前のLINDBERGの一団もいっしょも盛り上がってくれたのでとてもいいLIVEになりました。
 続いて北川恭子さんです。私は初めてでしたが、fanの人も何人か来ていて、MCに合いの手を入れていました。本人が言い忘れている、CDが出たこと、regular radioを渋谷のTower Recordsのboothからやっていることなどに水を向ける、ありがたいfanの人です。
 次はCHAKAです。昔、CHAKAと昆虫採集というgroupがあったなあと思いながら(今もあるそうです。)そうそう、CHAKAさんもEVENTばかりですが何度か観ましたねえ。
 そして、おおトリは予想通りLINDBERGでした。(このメンバーなら順当でしょう。)ところが、機材入れ替えの時にLINDBERGの時は急に混雑率が高まり、今までの2倍になってしまいました。ぎゅーー、苦しいよーー。LINDBERGも去年の夏以来かあと思っている余裕もなく、とにかくすごい混雑。いままでのは一体なに?さらに先ほどの一団はjumpを含む大盛り上がり!!とにかくすごかったです。(なにが?)
 guest森高千里とあったのですが今まで出ていない。ということはencoleがあって、そのとき登場だな。encoleで渡瀬マキちゃんの紹介で森高千里ちゃん登場。服も普段着っぽい服で、化粧も薄目でした。千里ちゃんの気分爽快をみんなでやり、(もちろん、「のもう」です。)気分爽快。とても楽しく過ごせました。もうすぐPOWER STATIONも閉店かと思うと残念でなりません。

1998年6月3日(水) 岡本真夜 神奈川県民ホール(大)
 18時開場18時30分開演

 岡本さんのツアーです。今回は神奈県にも参加します。
 席は2階のlighting boxの前の席でした。岡本真夜さんに参加するのは2回目です。今回ツアーはこことNHKホールに参加です。
 岡本さんの雰囲気からしてコンサート中に立つ人はやはりあまり多くありません。私は途中のアップテンポになったところで立ちました。そのうちどんどんノリがよくなってきて大勢の人が立つようになりました。どうやら今回のツアーはアップテンポな雰囲気で進めて行くみたいです。
 最後には真夜さんの「飛ぶよ!」のかけ声でみんながジャンプ!
 真夜さんの新たな一面が見られたコンサートでした。

1998年6月4日(木)辛島美登里 N.H.K.hall
17時45分開場18時30分開演

 久しぶり(半年ぶり)の辛島さんです。私の行くconcertの中では一番静かじゃないかな。今回は新曲中心です。5月に誕生日を迎えたそうで、これからも活躍して下さいね。

1998年6月5日(金) 中島みゆき 東京国際フォーラムホールA
 17時30分開場18時30分開演

 中島みゆきさんは2回目です。と言っても、前回は「夜会」だったので、純粋コンサートとしてはこれが初めてです。やっと取れた席はなんと2回の後ろから2列目。取れただけでも感謝すべきですが、あまりにもステージ全体がよく見えます。もちろん、オペラグラスは必需品です。それにしても中島さんもMCで触れていましたが、複雑な構造の客席です。
 まず、1曲歌ってから、「しゃべらなければいい女の中島です。」と自己紹介。(そう言うか!)とにかく、彼女の歌からくるイメージと話のイメージはまったく違います。未体験の方は例えばTFM日曜日夕方のトークなど聞いてみられるとよくわかると思います。「しゃべらなければいい女」とは思いませんが、歌のイメージは彼女の決して全部ではありません。
 演奏曲目は新しい曲、古い曲とりまぜてたくさんの曲が演奏されました。私としては古い曲をやってくれるとありがたいです。
 コンサート全国ツアーで持ち歩く機材は11トントラック3台分だそうです。専用のトラックをチャーターして、どうせだからと、白く塗り、写真とロゴをプリントして全国を回ったそうです。fanの人からラジオあてに冷蔵トラックですかと質問が来たとか、(中島さんのことだから、機材を冷やして運ぶと思われたらしい)白いトラックを追い越したらイカソーメンだったというエピソードがでました。途中で話題になったのでしょう。コンサートグッズにそのトラックをかたどったケースが追加されたようです。
 中島さんのコンサートツアーでは各会場に記念スタンプが造られ、スタンプラリーができるようです。これはすごく面白いアイディアだと思います。全国を回るfanの人もいるのでしょう。中島さんのようなbig artistだから出来るのでしょうね。

 1998年6月14日(日) SOPHIA 八王子市民会館
17時30分開場18時開演

 SOPHIAを観に八王子までなぜいくか、それは渋公の券がとれないからである。この、あまりの人気ぶりに圧倒される。
 八王子市民会館は何度も行っているが、今日は、いつもと雰囲気が違う。ほとんど女性fanで、すごい熱気です。会場前でfanの人がチラシを配っているのでもらって読む。「フラッシュはたかない、手拍子は控えめに...」ああ、写真撮影フリーなのだ。(そういえばTVで松岡くん(Vo.)がそんなことを言っていたような気がする。)
 そういうことでカメラチェックとかもないので、入場のスピードがすごく速いです。開場前から大勢の人が集まっていましたが、わりと早めに入場が終わりました。また、fan club専用の入り口があり、fan clubの人はそこから入り、何か抽選があるようです。
 席は2階の後ろの方です。お客さんは99%女性です。しかも中高生がかなりいるようです。(ううん...)まあ、そういうことなので後ろの方でもいいけど。
 コンサートは、メンバーもTVで言っていましたが、見せる部分が多く、映像も駆使しています。まず、映像から入り、その後、メンバーが入ります。サウンドはこれが、SOPHIAなのだと思わせる、SOPHIA soundが全編に効いています。もちろん、最近のゴキゲン鳥などの曲も演奏します。
 私はやはり、「街」が出るのを待っていましたが、曲の構成から、これは最終曲かアンコールかなと思いました。コンサートも終盤にさしかかったころ大歓声が起こり「街」が演奏されました。最後から2曲目でした。
 このツアーはアンコールなしのようです。アンコールなしのコンサートは久しぶりです。

998年6月15日(月)川本真琴 渋谷公会堂
18時開場18時30分開演

 やっととれました、川本真琴。去年は取れませんでした。
 自称愛の伝道師だそうです。
 私の前の列はまわりのfan層と異なっています。立つ人は少ないし、何やら1曲ごとにメモをとっている人もいます。どうやら関係者席のようです。そして、メモは音楽誌のライターのようですね。
 fan層は男の人が7割くらい。ライブは大盛り上がり。時折、ピアノを弾きながら、あるいはギターを弾きながら歌います。(才能あるんだなあ。)桜はピアノを弾きながら、愛の才能はギターを弾きながら...そしてアンコールは「これをやらなきゃおわらない!」とD.N.A.が出ました。やった!とっても楽しいライブでした。

 1998年6月16日(火) The Turtles NISSIN POWER STATION
  18時開場19時開演

The Turtlesワンマンは初めてです。なによりPOWER STATIONが最後なのでぜひ行っておきたい。
 お客さんはほとんど女性です。
 かなりブレイクしてきました。最近の曲ガールフレンドをはじめとするヒット曲を披露しました。
 これからが期待です。
 今日は最後に出る「すごい紙テープ!」がなかったので残念です。折角仕込んで来たのに。

 1998年6月18日(木) TOKYO ACOUSTIC NITE FINAL NISSIN POWER STATION
  18時開場18時45分開演

 FINALの名の通りPOWER STATION閉店のため今回で最後です。最後とあってか、いつもなら一桁の順番が取れるのだが、今日は100番台だ。多分いつもと同じ配列だとすると、真ん中のテーブル席は無理で、後ろの方で一応座れるだろうという予測。予想通り前の方はとれず、椅子のみ席の後ろの方の高いテーブル&椅子に座る。まあ、いい席です。one drink とともに、fly me to the chickenを食す。これも食べ納めかと思う。出演は野辺剛正・佐久間学・JIGGER'S SON・高野寛・石川よしひろ・加藤いづみです。JIGGER'S SON・高野寛は昔一度は観てみたいと思いました。本当は昔の曲をやって欲しかった。(JIGGER'S SONだと大丈夫・高野寛だと虹の都へですね。)みなさん、POWER STATIONの思い出を語っていましたが、加藤いづみさんは、valentine's liveなどもあり、出演回数も女性アーティストでは最高だそうです。私自身としてもなつかしいです。加藤いづみさんは、最後の1曲はJIGGER'S SONの坂本さんと共演。さらに、最後にアンコールでみなさん登場して、翼を下さいをみんなで歌いました。終了22時22分。いままでの私の行ったライブでは最長(最も遅い)記録です。

1998年6月21日(日) 松任谷由実 国立代々木競技場第一体育館
 18時開場19時開演

 松任谷由実さんの東京公演です。6日間ありますが、日曜日の公演を選びました。珍しいことですが、日曜でもふつうの日と同じく19時開演です。本人のペースとかもあるのでしょう。
 日曜日ということもあり、松任谷由実ということもあり、お客さんの平均年齢がすごく高いです。また、どう見ても夫婦という人も大勢見えています。メジャーになればなるほどコンサート慣れしていない人が多くなるというのもいつものことです。
 登場直後、昨日はワールドカップ(対アルゼンチン戦)ということもあり、アンコールはサッカーの服装で登場したという話から始まりました。今日はそうではないそうです。
 曲目は新曲と同時に昔の曲をかなり取り込んでいます。歴史を感じさせますが、私にしてみれば昔の曲をもっとやってほしいなという気持ちです。
 ステージは豪華ですし、衣装、照明などにも凝っています。途中中国風の曲では竜が客席内を練り歩きました。松任谷由実さんも練り歩き、このときはさすがに警備の人が大勢出ていました。
 アンコールの最初は小林幸子もびっくりのステージ全体が衣装という壮大なドレスです。どこまでが衣装でどこからがステージかがわかりません。それに下から風が吹き上げ、全体がウエーブです。そしてその後のアンコールが昨日はサッカーの格好だったというもの。
 やっぱり大物だなと思わせたコンサートでした。

 1998年6月23日(火) SOPHIA 神奈川県民ホール(大)
 18時開場18時30分開演

 SOPHIAの2回目です。このバンドは必ず「来る」と思ったが、もうこんなに「来て」いる....神奈県ホールはこの間の八王子と同じく若い女性がほとんどです。さすがにこの中で昼の仕事の服装というのはちと無理がありすぎるので今日は着替えてから行く。
 この間と同じく入場の列は早い。
 今日は3階席3列目である。ところが、ticketに、最前列は立ち見禁止と書いてある。最前列ではないのにと思っていたが、1列目と2・3列目の内側寄り席のことのようだ。ちょっとつまらない。けど前なので一応よく見える。
 写真撮影や録音ができるので機材を持ち込んでいる人も多い。最前列の真ん中辺の人が超望遠で撮っており、途中で松岡くん(Vo.)からつっこみを入れられていた。また、光り物(サイリウム等)も「あり」らしいので今日は私も谷村有美のコンサートグッズのフラッシュリストウオッチを持参し、何曲かで使った。(こんなところで使うとは思わなかった。)
 コンサートツアーの前半が今日で終わりだそうだ。続いて武道館が予定されており、そちらが後半になるのだろう。これはまた、行かねば...と思わせるだけのコンサートでした。
 コンサートグッズが面白く、私も買おうかと思ったが、余りの行列に今回はやめた。武道館の時にでも調達しよう。

1998年6月26日(金) 松田聖子 日本武道館
 18時開場19時開演

 今日は東京の松田聖子コンサートの初日です。東京での初日とあってほとんどの人が今日初めてということです。
 松田聖子はツアー直前にあっと驚く再婚をして、またも話題には事欠かない。一時期多少人気が落ちたようだが、最近の人気ぶりは不動のものがあるようです。がんばってticketを取りましたが、これも土日はとれず、金曜日がやっとだった。しかも2階席でした。でも今年は「南」だったからまだいいです。
 お客さんの年齢層も多彩です。デビュー当時からのファンと思われる人もいますし、どう見ても「デビューの時には生まれてなかったろー」という人もいます。
 コンサートの途中、再婚したばかりの「先生」(聖子さんは配偶者の方をこう呼んでいた。)が今日も見に来ているということを言うと、アリーナの視線が全員後ろに、2階席の視線は全員下に!!!(注)武道館では関係者席は1階席南の最前列と相場が決まっており、そのことをみんな知っているので一斉に関係者席を見たわけです。
 「もう、見ない見ない!こっちを見て!」という聖子さんのかけ声にもみんなの視線は一向に前へ向く気配はありません。
 コンサートの構成は例年のとおり、最近の曲をやって、あとはヒット曲メドレーと言って昔の曲をやります。そして途中には客席を2班に分けての歌合戦。ぞうさんチームとうさぎさんチームです。今年は私のいる方が勝ちました!!
 毎年、今も新曲を出しているのだから大したものですね。そして、ヒット曲メドレーは古くからのファンも最近のファンもいっしょに大盛り上がりです。昔のアイドル時代のステージと服装でやるのですから楽しさいっぱい。たとえば天使のウインクでは聖子さんもかつての(?)アイドルファンとかもいっしょに手でウインク。若い最近のファンの人たちは「何あれ?!」という感じでみていましたが、2回目からはいっしょにウインク。
 もういつまでもこの路線で行って欲しいです。

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