1999年1月のconcert diary

1999年1月2日(土) CASCADE 日本武道館
 17時開場18時開演

 去年の8月に続き、CASCADEのコンサートです。
 私にとっては今年のコンサート始めです。コンサートイベンターの人も正月からご苦労様です。
 またも、お客さんは98パーセント女性です。もちろん、若い人が多いです。今日もCSの中継が入っています。最近多いですね。
 今回は2階席南東です。2階席でもまん中より前方だからわりといい席だと思います。お客さんは2階席までほぼ満席の入りです。1万人くらい入っているでしょうか。
 前回8月の時から1月2日に行うことは予告されていたのですが、ほぼ半年ぶりと言うことになります。
 正月からコンサートがあって楽しいです。体も暖まります。
 YELLOW YELLOW FIREなどおなじみの曲を披露しました。
 &咲き乱れよ、若き乙女達よ.....昔の命短し恋せよ乙女からの連想でしょうか。ときどき若いアーティストなのにこういうのが出たりする人がいておもしろいです。
 桜の咲く頃にまたコンサートツアーがあるそうです。楽しみです。
 帰りの電車はさすがに正月とあってすいています。ほとんどの人がすわれるくらいです。隣の女の子が「この列みんなCASCADERだ」と論評したくらいです。
 今年もがんばるぞー。

武道館西口前(終演後撮影)

1999年1月3日(土) モーニング娘。 中野サンプラザ
 17時30分開場18時30分開演

 シャ乱Qのつんくプロデュースでヒットを飛ばしているご存じモーニング娘。です。一度はみておきたいですね。
 3日は昼夜2回公演のはずだったのですが、朝(モーニング)に追加公演が入り、ついに1日3回公演となりました。(1日3回というのはジャニーズくらいしかやんないけどね。)
 ということで、私の行くのは3回目の公演ということになりました。2日にも公演を行っているので通算でいうと4回目です。
 最近の私はお客さんに若い女性が多い公演が多くなってしまったので、久しぶりに「むさい」男たちが一杯いる公演への参加となりました。ガールポップ系だとたまに異様にでぶい人がいて、関取もとい、席取り、いや場所取りで困ります。&今日は客席が汗くさかったです。
 抱いてhold on meで登場。のっけからの大歓声。どうも、モーニング娘。はアイドルらしい。この手の公演いや光景を見たのは久しぶりである。随分昔に見た光景が再現されているような気がする。
 曲目はおなじみの曲をやります。まだデビューしたてですから、だいたいみんなにおなじみの曲です。
 ただ、どちらかというと歌謡ショーに近いものがありました。例えば平家みちよが来たり、中澤裕子(ゆうこ)が出てデュエットしたり、タンポポが出たり(みんなおんなじだけど)入れ替わり立ち替わりという点からは(私は見たことないけど)歌謡ショーってこんなものかと思います。
 公演の間隔からして長くて2時間公演とみていたが、実際アンコールを含めて1時間半だった。短い。それで5,250円は高い。歌謡ショーっぽいということからしても3,675円か4,200円が適当だと思います。ほかにもそういう意見の方もいましたよ。
 まあ、でもともかく、正月休みの楽しいコンサートの1ページです。

1999年1月6日(水) SHAZNA 日本武道館
 17時開場18時開演

 SHAZNA 武道館です。もう、話題になりすぎていますが、一度は見ておきたいバンドです。
 開場前から会場に来ましたが、「なりきりさん」が多くて楽しいです。誰のコンサートだかすぐにわかります。
 席は2階南ですが前の方の列なのでよく見えます。お客さんの入りは両端の方の席に少しシートが掛かっているので8〜9千人くらいかな。このコンサートは光り物(サイリウム)「あり」のようです。だったら用意しとけばよかった。
 もちろん、服装は例のとおりです。本物は初めて見ます。 おなじみの曲を披露しますが、サイリウムなどが客席から振られます。
 途中、IZAMくんタイムというのがあり、IZAMくんがひとこと言います。なかなか鋭いところをついてます。
 最初に武道館に来たのはビラ配りのためだったそうです。(今でも武道館の帰りにはよく見られる光景ですよね。)それがここまで来られたという感想を述べていました。
 なかなか楽しいコンサートでした。

武道館西口前(開場前撮影)なりきりさん、わかるかな?
    

 1999年1月9日(土) THE YELLOW MONKEY グリーンドーム前橋
 17時30分開場18時30分開演

 4月から始まった、約1年かけたTHE YELLOW MONKEY のPUNCH DRUNKARD TOUR。最近やっといくつかの公演のチケットが取れるようになったため、今日も参加です。今年初ですね。
 まず、グリーンドームの位置からcheck。駅から離れている。まずこれが大変だ。次に電車のダイヤをcheck!いつもながら大変です。この会場ではコンサートも行われていますが、競輪などの競技にも使われています。
 例によって普通列車で行きます。&途中で改札を出てきっぷを買い直すと安くなるのでその方法で行く。大宮で出る。ここは停車時間を利用して元の列車に戻る。ちょっと走った。熊谷で乗り継ぎだがこの乗り継ぎ時間を利用してGLAYの予約電話をかける。最初は例の「大変込み合って...」だったが、次第にすいてきて乗り継ぎ時間のうちにつながり、しかも取れたのでよかった。神保原で出る。時間もあるので郵便局貯金を引き出しておく。うまくいっているなと思って高崎へ向けてあと少しと思ったところ突然電車が止まる。またいたずらかと思ったら、なんとこの先で上り特急が乗用車と衝突したということである。「がっびーーーん。」10分ほどで次の駅までは行ったもののそこで停まってしまった。 「一本前の列車に乗っていたらもう着いているのに。」
 これが運というものか?予約の時から土曜日にするか日曜日にするかの迷いはあった。日曜日公演は開演は早いが、翌朝がつらいので今回は土曜日にした。
 これも運というものか?
 ここから高崎まで路線バスがあるというので乗る。余りの混雑に気分が悪くなる。これはまずいと思いしゃがみこむ。席を替わろうかと言われたが申し訳ないので遠慮する。やっと高崎に着いたが、バス代が520円もかかってしまった。高崎からは始発の前橋方面があり、それは動いている。しばらくするとさっきの列車も高崎入り。1時間ほど停まっていたようだが、バスに乗らなくても結果としては同じだったようだ。(その時はいつ動くかわからないし、バスに乗ったから結果がわかったのだが.....)結局立った分と気分が悪くなった分とバス代が過剰負担となった。乗用車の運転手には損害賠償・慰謝料を請求したい思いである。(注:日本の法律ではできない。) (あとで新聞を見てみたが載っていない。大した事件ではないのか?多分死傷者がなかったのだろう。車の運転手は放置して逃げたか?ますます腹立たしい。)
 グリーンドームには開場時に着くつもりが、開演15分後になってしまった。(1時間15分くらい余分にかかった計算だ。)開演が遅れたので見逃しはないのだが。お陰で写真も撮れず仕舞い。折角の前橋なのに。最初はなかなか落ち着かず、公演の後半になっていつもの調子に。
 さらに、終演後にちょっとのんびりしていると、駅までのバスがなかなか来ず、東京方面の最終列車が危うくなる。バス待ちの列あと数人のところで前の人は乗らないので、(係員がまだ乗れるというので)私が最後の一人で乗る。そのため前橋駅では3番目くらいで降りられたのでそのまま走って、やっとの思いで最終に駆け乗った。(谷村下諏訪以来2度目の帰れなくなる状態かとホントに心配した。)
 列車は最終上りとしては混んでいる。過半数はお仲間であるが.....
 途中には例の列車が停泊している。隣の女の子とも「あれだね。あと1本早いのに乗っていれば.....」と話す。
 みなさん、帰れるかどうか心配なようなので、私の時刻表(今日は特に持って行って良かった。)で教えて上げる。こういう親切なおにいさん(注:おじさんではない。念のため。)が近くにいた場合はいいですね。いつも思うが最終上りは早く終わってしまう。最終下りの方が遅くまである。(例えば長野から、仙台からの帰りもそうです。)今日なんか調べてみると大宮から埼京線(上り)はないのだが、赤羽まで行って下りで戻ってくるとまだあるのだ。
 何度もコンサートに通ってると一度くらいはこういうことに遭遇するのかもしれません。やっぱり日曜の方が...もう少し早く出た方が...2日とも行っておくとか...そのほか諸々の思いが交錯。
 少し落ち着いてから考えると、自分の電車と衝突したのでなかったからよかったくらいに思った方がいいのかとも思えます。
 運とかめぐりあわせについて思わされた一日でした。

1999年1月11日(月) POP JAM 公開録画 NHKホール
 18時開場19時20分開演

 今年初めてのPOP JAM の公開録画です。CURIOも出ました。最新曲の祈りを披露しました。今日の目玉は広末涼子。大学合格も決まり、活動再開です。JAM大好きだそうで、コンサートにも参加して、YUKIちゃーーーんとか大声で叫んでいたという話をしました。(注:この話をJAMfanのBBSに書いたところ、TOKYO DOMEではなくて、その前の年の国立代々木の時に関係者席でひときわ盛り上がっていたというレスをいただきました。)

1999年1月18日(月) pia debut review ON AIR WEST
 18時開場19時開演

 今日はご招待制のLiveで、事前に応募した人から抽選で参加できます。ON AIR WESTも久しぶりです。名前の通り、piaの企画で、debut間もないアーティストを見ておこうという趣旨です。今回の出演はSHEEP/Hysteric Blue/LIFE RECORDERSの3組です。お目当てはHysteric Blueです。
 ヒスブルは2組目に登場。最初ステージの配置が4人用の配置だったので別のグループかと思ったらTAMAchanが出てきてオーー。じゃもしかして、あれは佐久間さん?と思っていたらやっぱり佐久間さんでした。
 前の方には熱心なfanの人が固まってます。ポップな、元気の出るメロディーです。MCはドラムの人が主力ですね。
 また、出るときには見に行きたいです。
 LIFE RECORDERSも、見ておきたいと思ってましたのでちょうど良い機会でした。(ヒスブルが終わってかなり会場がすきました。)

 1999年1月20日(水) THE YELLOW MONKEY レインボーホール
 17時30分開場18時30分開演

 今日もイエローモンキーです。今日は名古屋へ出かけます。 レインボーホールは夏のJAM以来です。こんどは冬に行くことになりましたね。
 例によって普通列車で行きます。&途中で改札を出てきっぷを買い直すと安くなるのでその方法で行く。夏と同じく舞阪で出る。全く同じです。
 席はブリージアシートという、アリーナでもなく、スタンドでもなく、スタンドの下に格納してある席を引き出した席でした。
 だんだん公演が長くなっています。またも、帰りが心配になる。(長野はともかく、浜松、前橋とイエモンは帰りが厳しい公演が続いています。) 21時21分くらいに出ないと危ういかと思い、途中抜けを覚悟したのですが、急転直下(?)21時20分に終わり、(?)無事帰ることができました。最終ののぞみは22時10分名古屋発です。意外と早めに会場を出ないと間に合わないんですよね。(この場合も50分前です。)うち10分は名古屋へ向かう普通列車がないためで、10分間隔で電車が来ればもう10分、それから、満員で乗れなくならないうちにホームにたどり着くためにもう10分余計にみているというところです。(前にも言ったが、今日も、快速の臨時停車はありましたが、JR東海は列車の編成が短いと思う。)
 のぞみはわざと1号車を指定して指定券を買う。そしたら1号車3番だったので、もしかして一人しか乗っていないかと期待したが、残念ながらもう一人客がいた。

グッズ売場(アリーナ側)

ツアートラック前では写真を撮る人多数。

1999年1月22日(金) THE SURF COASTERS ON AIR nest
 18時30分開場19時30分開演

 今日はご招待でした。何度もコンサートに行っていると時々ご招待があったりします。
 ご招待のせいなのか、(?)会場は満員です。
 始まってわかったのだが、このバンドは歌詞がほとんどない。メロディーで勝負のようです。そう言えば外国人のお客様が目に付きます。歌詞がない分のりやすいということなのでしょう。メロディーラインも外国人受けしそうです。

1999年1月24日(日) 嘉門達夫 Egg−Man
 16時30分開場17時開演

 今日は、あの、嘉門達夫です。これが「コンサート」に入るのかどうかはわかりませんが、替え歌を含めて歌が主体ですし、演劇でも漫談でもミュージカルでもないし、DISK GARAGEがやっているところをみるとどうやらコンサートの範疇に入るらしい。それはともかく、TVではあれだけ話題を撒いているのだから一度は見てみたいものです。
 土日の2日公演で、1日2回入れ替え制の計4回公演です。こういう場合、昼公演より夜公演が混んでいて、日曜より土曜が混んでいるというのが私たちコンサートファンの分析結果です。多分、土曜の夜公演が一番混んでいて、次が日曜の夜公演でしょう。日曜の昼公演ならゆったり見られるかも、ですが、時間的に.....
 早めに入場出来たので座れましたが、立ち見の方も大勢います。それから、待っているときから思いましたが、客層がいつも私の行くライブ・コンサートとは明らかに違います。いつもの、コンサートファンというよりも少し違う層が来場しているようです。平均年齢もいつもより上です。(自分はもっと平均を上げていますが。)
 嘉門達夫がサポートのフーリューズ(元いんぐりもんぐり)とともに登場。「あー、本物だーー。」(こんなこと思ったのは初めてじゃないか?)TVではあれだけ話題を撒いていますが、TV界の売れ方とコンサート界における売れ方は違うということですね。Egg−Manでやるということは、あらかじめ想定される観客動員がそのくらいだということですしね。
 Egg−Manでやるのは10年振りだそうです。渋公(この世界でいう渋公は渋谷公園通り劇場)がなくなったためだそうです(知らんかった。)。
 内容はネタばらしだから書いちゃいけないんだろうなあ。
 笑いが止まらず苦しかったとだけ書いておきましょう。
 最後の方では、替え歌メドレーしかもCDにならなかったもの(作者の了解が取れないもの、レコ倫的に出せないものetc.)、出ました、これ、これ、今日はこれ聞きたいんだよね。
 最後は、あの、ペンション。
 引っ込んではすぐ出て、アンコールと、これを3回。
 わたくしとしては「鼻から牛乳」とかやって欲しかったですね。
 いつものコンサートとは違いますが、とにかく楽しい時間でした。

1999年1月27日(水) サラダ CLUB QUE
 18時30分開場19時開演

 12月のDRAMATIC BLUE BIRDの前座でやっていたのですが、アンケートに名前を書いておいたらDMが来て、今日下北沢でライブなのだそうだ。そこで、参加することにする。
 下北沢にもライブハウスはあるのだが、私のイメージでは下北沢は演劇の街で、去年100本行った私でも下北沢でのライブはなかった。今までで2回目かな?
 サラダは横浜が本拠地です。男女1人づつの2人のユニットです。女性がk、男性がgです。曲調は私が常に行っているのに比べれば静か系です。
 サラダは2組目で、最初がGOOD LOVIN’、3組目がカイバレスでした。GOOD LOVIN’は騒々しい系で、一部お客さんとともに盛り上がっていました。カイバレスは出てくるなり自分は低血圧で普段はもう寝てるとか、お客さんがほとんど知り合いだという風な話をしていました。
 いつものライブとは趣が違いましたが、楽しめました。

1999年1月31日(日) ILLUMINA ON AIR EAST
 17時開場17時30分開演

 ILLUMINAは今日初参加です。メジャーデビューして間もないですし、TVで少しだけ見た程度で私もよく知らないのですが、参加してみることにする。
 開場前からすでにたくさんの人が集まっている。お客さんは予想通り女の人がほとんどですが中にほんの少しですが男の人も混じっている。
 入場してみるとぎゅう詰めではなく、まあこのくらいならわりとゆったり見られるでしょう。例によって、私は背が高いので(日本人男性の平均ですが、若い女性のお客さんが多いライブでは断然背が高いです。ひときわ目立ちます。)余り前の方には行かないで、後ろの方で見る。それでも十分見えますし、余り前の方に行っては後ろの人が全然見えなくなりますから。そういえば、KANさんの時も今日もそうですが、荷物を預けようとコインロッカーのところに行くと、だいたい最上段は全部空いています。それだけ身長差があるということでしょう。今日も最上段のロッカーに入れる。
 そこで男のお客さんから声をかけられる。「何回目ですか?」「初めてです。」「僕は前から来ているのですがお客さんがほとんど女性なもんで...」「予想してました。ミスチル何かもそうでしたよ。最初は女子高生ばかり。もう少し売れてくると一般の人も増えてきて自然と男性も増えますよ。まあ余り売れるとチケット取れなくなるから考えものですけど。」などと話す。
 ライブは最初からかなりの盛り上がりです。ほぼ予想した曲調だったし、ライブ感も思ってたのに近いです。久しぶりにジャンプ。JAM以来でしょうか。ステージの後ろにはilluminaのロゴマーク。時折後ろから射す光の演出。ステージの両サイドはせり出しになっていて時折メンバーが客席の中程までやってくる。後ろの人にとってはまたとないチャンス。大歓声。
 楽しく過ごせました。これからさらに大きくなる予感。機会があればまた参加したいです。
ライブハウス全景(開場前撮影)

入り口・グッズ売場前(開場前撮影)

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