2006年7月のconcert diary

 2006年7月2日(日) excite MUSIC Festival ’06 国立代々木競技場第一体育館 15時開場16時開演
 インターネットサイトのexciteが開催するイベント。1日はKREVA・HOME MADE 家族・soweluなどが出演。ひまわり12号は2日だけに参加。
 インターネットが普及して音楽界もインターネット抜きでは考えられないほどです。情報発信ツールとして有効であるのですが、自宅で楽曲がDLできるので、CDショップへの来店者が減ったり、メジャーなものがますますメジャーに、など差が広がってしまったり、イベントへの来場者が減ったりといったことも起きているようです。
 今日の出演者は平原綾香、大塚愛、一青窈、スキマスイッチ、コブクロの5組。豪華メンバーです。これだけのメンバーが一度に見られるうれしいイベント。
 16時、遅れることなくイベント開始。1組目は平原綾香。ひまわり12号はイベントでしかみたことがない。単独公演に行かないので、こういう機会でもないとみられない貴重なイベントです。
 途中で「イナバウアーやって」の声。「今日はやりません。」と言っていたものの、「やりましょうか」とイナバウアーを披露。最後は「ジュピター」で締めました。
 2人目、大塚愛。ジョイントイベントはコンサートと違って、自分のファン以外の人も多数来場しているのでコンサートとは違う構成が必要です。
 大塚愛は登場1曲目が「さくらんぼ」。全員で「もう1回」の大合唱。これで掴みはOK。
 続いてSMILYでぐっと掴んだ後、しっとりと「プラネタリウム」。
 イベントらしい構成でまとめました。
 続いて一青窈。ハナミズキでは平和を願う気持ちを曲に込めてうたいます。
 次はスキマスイッチ、1曲目が全力少年。うまい構成です。
 最後はコブクロ、桜、ここにしか咲かない花などでイベントの締めをつとめました。
 1組40分、入れ替え20分で5時間位を予想していたのですが、1組30分と少し短めでした。ちょっと曲少な目と感じました。入れ替えが15分で、最後のコブクロは少し長かったものの、20時前にはイベントが終了。思ったよりも早めの終了でした。

たくさんのお客さんが来場しました。残念ながら看板はありませんでした。

 2006年7月6日(木) GOING UNDERGROUND 日本武道館 18時開場19時開演
 GOING、初の武道館公演。今日は1階席東です。
 入場してみると2階席を一部閉鎖しています。2階東と西はお客さんを入れず、いつもなら8分の5のところを8分の3しかお客さんを入れていないようです。やはり平日公演だったためでしょうか。
 GOINGのメンバーは初武道館でノッています。
 MCでは松本素生くんは平日にもかかわらず来てくれてありがとうと呼びかけていました。
 新曲、歴史のある曲など交えて満足行く選曲でした。
 初武道館の感慨を残して公演を終えました。

GOING初武道館。

 2006年7月8日(土) SPARTA LOCALS SHIBUYA−AX 18時開場19時開演
 久しぶりのSPARTA LOCALS。
 土曜日だけど平日並の19時開演です。今日は2階席から観覧。2階A列。つまり一番前です。
 ゲスト、POLYSICSとなっていますが、実際は両方ほぼ半分ずつでした。POLYSICSは日本国内よりも海外の方が知られています。ひまわり12号は初めて見ました。
 まず、POLYSICS、POLYSICSのファンが1階の前の方に陣取って盛んに声援を送っています。2階席にはPOLYSICSのトレードマークの衣裳、オレンジのつなぎを着た女の人が2人、一見してファンとわかります。スタンディングで応援しています。
 後半はSPARTA LOCALS、1階のファンも前後入れ替わった模様。
 演奏が始まると、ほぼ満員の場内は熱気に包まれました。
 久しぶりのライブにパワーを感じました。

入場待ち。満員のお客さんがつめかけています。

 2006年7月10日(月) 初夏で行きましょか Shibuya O−West 18時30分開場19時開演
 今日は3組出演のイベントです。
 1組目、サザーランド。初参加なのですが、おととい代々木公園で路上ライブをやっていたので一足早く実物を見ました。
 会場ではサザーランドファンが手を振ったり振り付けしたり、1組目と予想していたのか前の方に陣取っています。
 2組目、いきものがかり。サザーランド退場後、サザーランドファンが後ろに下がり、奥華子ファンが前に移動した。お客さんの多数はいきものがかりが3組目と予想していた模様。ひまわり12号も次は奥華子と思っていたところ、あにはからんや2組目に登場して慌てた。慌てたけどもう遅い。
 1曲目はブレイクのきっかけとなったSAKURA。
 今日の初夏でいきましょかのタイトルはメンバーの山下くんが考案したのだそうです。(ややすべり) 途中にはHANABIをはさみ、インディーズ時代の曲、厚木での路上ライブ時代の曲などを織り交ぜてラストは恋する乙女で締めました。
 3組目、奥華子。熱心なファンが多いようで、盛んに声がかかる。
 今日はTEPCOひかりに決めたのは・・・はやりませんでした。
 1組40分、2時間余りのライブイベントでした。

 2006年7月16日(日) HIGH and MIGHTY COLOR SHIBUYA−AX 16時開場17時開演
 先週に続いてAXです。今日はハイカラ。ハイカラは約1年ぶりです。今日は17時開演と少し早めの開演。
 ハイカラは沖縄のバンドです。今も沖縄在住で活動しています。オレンジレンジなども同様で、スパイスミュージックという沖縄の事務所に所属しています。有名になった後も沖縄に在住して活動するというバンドが多数存在するのも、そういうことが可能になったのも時代の変化でしょう。
 さて、今日も先週に続きAXは2階席を確保。今日は2階A列1番。つまり一番前列の一番左端です。
 1階をみてみるとお客さんがたくさん入っています。開演直前、真ん中より前の人がさらに前につめかけ、空いたスペースに後ろの人が来る。ただし、バーにもたれている人は前に出ないといういつもの構図が繰り広げられ、後ろの方には多少余裕が。今日は一段高くなった後方スペースはカメラを設置してあり入場者を入れていない。
 歓声のなか、メンバー登場。マーキーにかわいいの声がかかる。
 新曲の他、おなじみの曲も織り交ぜ、ぐっとひきつけます。
 2階席は多少立つ人もいます。最前列も数人がスタンディングでライブ観覧。ひまわり12号は最前列ですが、一番左端なので、AXの座席配置では、後方に人はおらず、今日は何の気兼ねもなくスタンディングで観覧。隣の人も最初は座って手を振り上げていたが、途中から立つ。ほかは関係者の模様。
 1年前よりパワーアップしています。前回より良くなっていると感じます。マーキーの声には圧倒されそう。マーキーは1年前よりパワーアップしているだけでなくセンスアップ。ハイカラはいろんな面でさらに魅力を増しています。新人賞は逃したもののやっぱり大物です。成長をみせられた公演でした。
 19時頃終演。まだ外は明るかった。

入場待ち風景。

終演後。

 2006年7月21日(金) 松田聖子 日本武道館 17時30分開場18時30分開演
 恒例、松田聖子の武道館公演です。
 毎年、この時期に松田聖子は全国ツアーを行っています。武道館公演は例年平日しかなかったのですが、今年は金・土と2daysです。ひまわり12号は金曜日の公演に参加です。松田聖子もデビュー満26年を迎え、現在27年目です。
 今日もほぼ満員のお客さんが来場しています。
 客層は女性客が多いです。その昔はほとんど男性ファンだったはずですが、最近では女性ファンの方が多くなっています。もちろん、昔からのファンと思われる男性層も健在です。
 今日は2階席南東です。最近では松田聖子の公演では2階席が多いです。以前、一般発売で取ってアリーナ最前列だったことが1度ありますが、何で最前列が取れたのかはいまだに謎である。
 聖子ちゃん登場。おお、今年は最初からフリフリ系衣裳である。
 2階席は立つ人が少ない。たまたま隣の人は熱心に立っていたので、ひまわり12号ともどもほとんどの曲の間立って応援していました。
 ニューアルバムの曲はもちろん、今年は前半から旧曲も交えた構成になっています。旧曲は短縮バージョンになっていることも。
 何度か、衣裳チェンジを行いましたが、今年の服装は全部アイドル系の服装。途中では遊園地のメリーゴーラウンド風の2頭建て馬車に乗って登場。馬はタローくんとジローくんだそうです。タロー、ジローと客席からも声がかかります。聖子ちゃんのコンサート名物となっている客席と聖子ちゃんの直接トークも健在。聖子ちゃん自身も喜んで応答します。
 もちろん、恒例のヒット曲メドレーもあります。さすがに、ヒット曲メドレーになると2階席でも多くの人が立って応援。さすがこのあたりは聖子ちゃんです。今回は衣裳が全編アイドル系でした。
 本編終了。アンコールです。アンコールの締めは20th party。みんなで歌い踊って締めます。
 今回ツアーはここまでの構成だったようですが、今日はダブルアンコールのようです。係員が出口に立って呼び止めています。
 ダブルアンコールで聖子ちゃん登場。もう1曲歌います、この声に客席から「2曲!」の声が。「え、2曲?」と聖子ちゃん。場内の割れんばかりの拍手に聖子ちゃんとバンドメンバーが相談して「じゃあ2曲やります」場内大歓声。1曲は予定として、2曲目は天使のウインクでした。昔からのファンは右手で「ウインクウインク」をやります。知らない人の方が多くなったのかな。予定もしていない曲が歌え、演奏できる聖子ちゃん&バンドメンバーは大したものです。打ち合わせしていないので本編の何曲かように「中略」とはいかずフルバージョンです。このままフルコーラスか?と思ったところで聖子ちゃんが右手を挙げるとバンドメンバーに伝わったのか2コーラスでエンディングに。このぴったり息のあったところはさすがです。感心しました。
 27年目でこの路線はさすがです。このままずっとこの路線で行って欲しいです。

今年のツアーは blesss you。看板が光ってしまったのが残念。

 2006年7月22日(土) ポルノグラフィティ 横浜スタジアム 16時開場18時開演
 ポルノ初の野外単独公演。ここ横浜スタジアムももちろん「初」です。
 16時頃球場に到着。既に多くの人が集まっていて入場列、goodsの列ともに長蛇の列。すぐには入れそうにありません。しばらく列が短くなるまで待って入場。1時間くらいは列が減らなかった。
 今日はグラウンド席です。普通ならアリーナというところでしょうか。いつもと同様に外野にステージを組んであります。C5ブロック、かなり前の方でよくみえそうです。ステージの両袖には花道をつくってあります。ひまわり12号の席の真横までのびています。ここまで出てきてくれればより近くにみられそうです。
 開演10分ほど前から観客席の様子を映し出しています。時々アップで抜きます。お客さんの反応を見ながら画面上では「ハネウマちゃん」が吹き出しで呼びかけます。「手を振って」とか「踊って」とか。さらにリアクションがあるのですが、お客さんの反応によって予定していたのか、その場でアドリブなのかわからないくらい。なかなかうまくできています。
 開演前のアトラクションも終わり、間もなく開演の表示。お客さんも立ち上がります。大歓声です。
 メンバーとバンドが登場。ステージ上の左右に観客席がつくられています。あわせて300人くらいでしょうか。あの席は何?開演前に座席番号で当選ご招待はやっていなかったし、FCで声をかけたのだろうか??お客さんの間でも話題になっています。
 PVでおなじみハネウマライダー、ジューンブライダー、も登場。の合図でライブスタート。最初は新曲。パーンという音とともにテープが飛びます。こういう時は銀テープが定番ですが、今日は4色のカラーテープです。まんべんなく飛んでいるはずなのですが、なぜかひまわり12号の上空にだけぽっかり穴が空いたように来ず(笑)。
 今回はニューアルバムが出たツアーではないので、旧曲も出ます。アキヒトくんもMCで新旧織り交ぜたと表現していましたが、今までの集大成といえるライブです。
 フーフーのときはスタンド席、グランド席と呼びかけますが、ステージ上のお客さんは入っているのかいないのかわからない。やっぱり何の席かわかりません。
 ライブも終盤にさしかかり、NaNaNaサマーガールのときにステージ上の観客席に動きが。その後ろからチアリーダーが登場。ステージ上でチアリーディングのパフォーマンス。ステージ上観客席のお客さんは黄色と赤色の板で人文字を作ります。左半分はNAとI、ハートだったようです。 次の曲はミュージックアワー。今度は観客席のお客さんは金色のポンポンを手に例の変な踊りやウエーブを曲にあわせてパフォーマンス。チアリーダーとうまくマッチしています。 あっという間にエンディング。すぐに「ポルノ、チャ・チャ・チャ」のアンコール。
 まず、メンバー二人だけがステージに登場。両側に分かれてステージの袖へ。そしてそのまま花道を歩いていきます。花道の先端まで来るとグラウンドに飛び降ります。さらに、フェンス沿いを歩いてホームの位置へ。そして客席中央を歩いて櫓の上のセンターステージへ。この位置はマウンドの位置のようで、客席を設置できないこともあって櫓を組んでセンターステージを設けたようです。 アキヒトが3万人のお客さんの中で歌いたかったとMC。お客さんの中央でうたいます。こういうときの曲は「愛が呼ぶ方へ」です。予想通り「愛が呼ぶ方へ」をアコースティックでうたいます。スタジアムでは手拍子がお客さんの距離の違いのためずれてしまいます。アコースティックのときはうたいにくくなってしまうので、アキヒトが手で抑えたのですが少し減ったものの手拍子はなくなりませんでした。
 センターステージから今度は客席の中程を左右に分かれて袖の花道へ。このとき、ひまわり12号から数メートルでみることができました。ステージに戻りバンドを紹介。アンコール曲を続けます。最後はみんなの「飛びたーい」の声でJIREMMA。
 あっという間のライブでしたが、3時間のライブでした。

満員の横浜スタジアム。

 2006年7月23日(日) ポルノグラフィティ 横浜スタジアム 16時開場18時開演
 ポルノ2日目。横浜スタジアムです。朝は雨が降るなど今日は昨日よりさらに天候に不安が。
 開場開演時刻は昨日と同じですが、天候も気になり昨日よりは遅く球場に到着。しかし、今日は余り入場列、goodsの列がありません。goods列に並んで売り場に入ってみましたが、もうほとんど売り切れになっていました。残念。
 今日はスタンド席です。昨日よりは少し遠いものの、横浜スタジアム名物のせり出し席なので、スタンドの中ではかなり近い方です。
 今日も開演10分ほど前から観客席の様子を映し出しています。時々アップで抜きます。ハネウマちゃんのリアクションは昨日と同じものもありましたが、違うものもあって、多数パターンを用意していたのか、その場でセリフを作っていたのかはわかりません。かなりよくできていました。
 少し前から雨がポツポツと落ち始めました。少し強くなってきたのでついにビニール合羽を取り出す。野外ライブの場合の必需品です。傘を開く人があらわれて、ライブ慣れしていないのだろうが、係員に注意されています。放送で徹底しなくてはいけません。
 開演前のアトラクションも終わり、間もなく開演の表示。お客さんも立ち上がります。大歓声です。
 メンバーとバンドが登場。服装は昨日と同じ。今日も笛の合図でライブスタート。
 今日もテープが飛びます。昨日はグラウンドだけでしたが、今日は飛距離アップ。スタンド席まで飛んできました。ひまわり12号も4色ゲット。
 今日は2日目でメンバーも多少余裕ができてきたのか、昨日より解説が入ります。ステージはサーキット場のイメージでつくったのだそうです。ステージ上に左右二カ所作られた観客席は「観戦席」なのだそうです。なるほど、F1イメージね。 途中で雨も弱くなってきた。合羽をしまう。中盤からまた雨が強くなってきたようですが、もうみんな合羽を使わず雨に立ち向かう。アキヒトも雨が降ってきたが負けませんとMC。
 フーフーのときは今日はグランド席、スタンド席、観戦席と呼びかけます。やっぱり、昨日より余裕が出てきたようです。
 NaNaNaサマーガール、黄色と赤色の板で人文字も今日はよーくみます。左、右あわせて、はじめはNANA、次は2006、最後はI、ハート(ラブ)PG(ポルノグラフィティ)だったようです。
 ミュージックアワーのときも昨日以上に絶好調。
 今日もポルノ・チャ・チャ・チャでアンコール。昨日と同じく、袖からフェンス前を歩いてホームへ。そのときはかなり近くに見えました。
 センターステージ上で2人だけのアコースティック演奏。「愛が呼ぶほうへ」。今日はアキヒトが曲に先立って手拍子なしね、とあらかじめ言っていました。
 センターステージから降り、こんどは客席中央から左右に分かれ袖へ。
 ステージに戻り、メンバーを呼び込んでアンコール曲を演奏。最後は「飛びたーい」の声でJIREMMAで締めました。
 2日間のライブはポルノの集大成、歴史といってもいいライブでした。

今日も満員の横浜スタジアム。

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