心理療法をご希望の方へ
心の研究室では、幸福否定という独自の概念に基づく心理療法を行なっています。当室の心理療法をご希望の方は、当ホームページの説明や拙著をお読みいただき、ある程度にしてもあらかじめ内容を知ってから来室されることをお勧めします。2016 年に出版した拙著『幸せを拒む病』(2016年、フォレスト新書)には、幸福否定理論やそれに基づく治療法がかなり詳しく書かれており、この1冊に目を通していただくだけで、この心理療法の全容がほぼ把握できるようになっています。
1回のセッションは1時間半です。それは、1時間程度では短すぎて心理療法になりにくいためです。また、この心理療法はどのような問題にも対応できますが、それがどのようなものであっても、多くの場合、短期間で解決するのは難しいと思います。その点については、あらかじめご承知おきいただく必要があります。その代わり、着実に進歩し、後戻りということはありません。
当室は予約制になっています。まず、メールか電話(03-3494-1904)で予約してください。定休日は月曜日と木曜日にしていますが、土曜日と日曜日はふつうに開室しています。料金表と時間割については、このページをご覧ください。また、おいでいただく場合には、この地図を参照してください。なお、遠方の方の場合には、スカイプや電話による心理療法も可能です。ただし、その場合には、初回だけは原則として来室していただくことにしています。
参考文献
- 『幸せを拒む病』2016年、フォレスト新書
- 『懲りない・困らない症候群』1997年、春秋社(『なぜあの人は懲りないのか困らないのか』と改題して2005年に同社より再刊)(事例集として参考になります)
- 『幸福否定の構造』2004年、春秋社(幸福否定理論が詳細に書かれています
- 『本心と抵抗』2010年、すぴか書房(具体的な治療法が詳しく書かれていますが、眠気や集中困難などの反応が強く出ることが多く、『幸福否定の構造』よりも通読は難しいかもしれません)