プレス集
press.jpg

 プロレスマスコミで、TV中継で、参戦団体の公式パンフレットで。各種媒体でのドッティの記事や、試合後に語られた本人や対戦相手のコメントを、ここに集約してみました。漸次更新して参りますので、折にふれてご覧ください。プロレスラーとして成長していくドッティの軌跡の一端が、かい間見えるのではないでしょうか。
 このページはデビュー年である2001年のものになります。以後のデータにつきましてはこちらへどうぞ。
2002年 2003年 2004年 2005年

●2001.5.19アレナ・コリセオ vs 小川内潤戦(デビュー2戦目)

トラルネパントラ大会で8期生の近藤修司(黒パンツ)と小川内潤(青パンツ)がデビュー。近藤は高校時代、ラグビーで全国大会出場の経験を持つ。
(『週刊プロレス』2001.6.12号)

「ラガーマンVS剣士 8期生デビュー!!」
近藤は富士市出身の23歳で、花園にも出場したことのある元ラガーマンだけあって、突進力とパワーは凄い。「同じ頃から始めたK-DOJOの奴らには負けたくない」と強気だ。
(『週刊ゴング』2001.6.14号)

藤本かずまさ氏〈週刊プロレス〉「この二人がこれからどういう選手になっていくのか、どういう色つけをされていくのか、楽しみですよね」
(『VAMONOS AMIGOS!闘龍門MEXICOスペシャル』2001.7.14放映)

●2001.8.25ヒムナシオ・デ・ラ・ウニダ・クアウテモック vs 八木隆行戦

メキシコ製ゴールドバーグをめざす近藤修司は、バランスのとれたボディーがウリ。スピアは迫力十分だ。
(『週刊プロレス』2001.9.18号)

●2001.10.28ディファ有明 vs SAITO戦(SAITO選手引退試合)

「近藤は、勝利でSAITOに恩返し!」
T2P代表選手として、SAITOのラストマッチに臨んだのは近藤修司だった。近藤は、得意のジャックハマーでSAITOをピンフォール。「うれしいのもありますけど、ずっと教えてもらってた(自分にとって)先生なんで。SAITOさんはジャパンの中で一番クラシカに近いので、(インストラクター専念は)もったいないですね」
(『週刊プロレス』2001.11.13号)

「誰でもいいから、はやく潰したいです」(試合前のT2P逆上陸記者会見で)
(『週刊プロレス』2001.11.13号)

藤本かずまさ氏〈週刊プロレス〉「近藤選手はどちらかというと野人系というか」
CIMA選手「近藤自身は動き、ドンくさいですね。そのぶんムチャクチャ力ありそうですね」
藤本「情報によればよくメシを食うらしいですよ、この人は」
CIMA「(ランサルセを指して)すごかったですね。アレ、何て言うんですか。アレはいいですね」
藤本「オリジナルの名前をつけてもいいかもしれませんね。近藤選手のいいセールスポイントになると思います」
(『VAMONOS AMIGOS!闘龍門#22』2001.11.17放映)

●T2P逆上陸第1弾『DESEMBARCAMIENTO』パンフレット

「肉を食って、体をデカくする」

●2001.11.13後楽園ホール vs 八木隆行戦

ドラゴン校長のポリシーを受け継いだ、T2Pの記念すべきオープニングマッチ
「一番はずさないと思い、組みました。アイツらのキャリアからすれば上出来ですよ」(U・ドラゴン)。
近藤はレスラーになるためにラグビーをやっていただけに、突進してのラリアットは迫力十分。実際、より大きな歓声を引き出していたのは、いわゆるパワー殺法だった。
(『週刊プロレス』2001.12.4号)

いきなり八木がタックル。それを近藤が斬りにいく。いくらルチャリブレ・クラシカとはいえ、意外な動きにびっくり!?(中略)/
腕が折れてもラリアットだけは出していきたいという近藤。ジャックハマーを出せず悔しがる。/
八木のキャラに隠れてしまいがちの近藤であるが、きちっとこういう技(グリフォン)も出した。
(『週刊ゴング』2001.12.6号)

清水勉氏〈週刊ゴング〉「新日本プロレスの若手選手というイメージを連想させますね」
〈中略〉
清水「デビュー11ヵ月と6ヵ月の選手がこれだけお客さんを沸かせるのは素晴らしいと思いますよ」
(『VAMONOS AMIGOS!闘龍門#23 T2P日本逆上陸スペシャル』2001.11.23放映)

ウルティモ・ドラゴン校長「ラグビーを学生時代にやってまして、闘龍門に生徒として入った中では、いちばん体が出来てましたね、最初から」
〈中略〉
校長「JAPANからそうなんですけど、第1試合ってのは重要なんですね、僕の中でも。それで第1試合はこういうガチガチのね、派手さはありませんけど、初めて観た人でもうなってくれるような、そういった試合をこの2人に期待したんですけど」
(週刊プロレスビデオ増刊vol.36『T2P、日本上陸!』2002.1.30発売)

ホルヘ・リベラT2Pコーチ「特に驚いたのは、デビューから半年もたっていない近藤修司が、私の教えたジャベを試合で完璧に出し切れた事です」(ホルヘ・リベラインタビュー「日本上陸第一弾の試合を観て」)
(週刊プロレスビデオ増刊vol.37『ジャベムーチョ! T2Pのつくり方』2002.3.3発売)

●2001.11.16梅田ステラホール vs 八木隆行戦(第5回ヤングドラゴン杯1回戦)

「第5回ヤングドラゴン杯、開幕!」
ゴリラのような肉体を誇る近藤は八木を破って2回戦に進出。とにかく、この選手のファイトはダイナミック。「(次は)だれが出てきてもいいですけど、大鷲さんとは体が大きい者同士にしかできないプロレスをやってみたいです」
(『週刊プロレス』2001.12.4号)

「大鷲とのパワフル戦を熱望。元ラガー近藤がVへ猛進!」
11・13後楽園で八木に敗れている近藤は「あの時は腕を狙われたので逆に足を狙ったらジワジワとスタミナを奪え、功を奏した」と勝因を語る。「YD杯用にゴリラクラッチを開発しているし、同じパワーファイターの大鷲とは力と力のぶつかり合いをしてみたい」と準決勝以降の抱負を述べた。
(『週刊ゴング』2001.12.6号)

ウルティモ・ドラゴン校長「相手のヒザめがけてラリアット打ったんですね。ああいう攻撃もないですよね」
佐藤景氏〈週刊プロレス〉「腕(の力)に自信あるんですね。やっぱり普通、足のほうが強いですからね」
(週刊プロレスビデオ増刊vol.36『T2P、日本上陸!』2002.1.30発売)

●2001.11.19佐久市総合体育館 vs 八木隆行戦

シリーズ4戦中3戦を闘った近藤と八木。旗揚げ戦では八木が勝ったものの、その後は近藤が2連勝。ふたりの対戦は今後は名勝負数え唄になっていくか。なお、ヤングドラゴン杯で大鷲、岩佐らからマークされているのが、この近藤である。
(『週刊プロレス』2001.12.11号)

●2001.12.2ヒムナシオ・デ・ラ・ウニダ・クアウテモック vs 小川内潤戦(第5回ヤングドラゴン杯準決勝)

佐藤景氏〈週刊プロレス〉「近藤選手は身長がそれほど高くない割には、パワーを押し出すファイトスタイルが目を引きますね」
高柳謙一アナ「近藤はちなみに身長が172cmとプロフィールにあります。しかしいい体をしてますんで、均整が取れてると言ったほうがいいでしょうね。割と大きく見えますよね」
ウルティモ・ドラゴン校長「ただ、近藤は172cmないでしょ。僕より小さいですよ。それは文句言ったんですけどね。オマエ、ホントに172cmか!?って。どう見ても僕より小さいですよ。ただ、ラグビーをやってたせいか、太股なんか素晴らしいですよ。まあ、この2人に関しては、僕が好きなタイプのレスラーですよね。闘志を前面に押し出すというか、観てて気持ちいいですよね」
高柳「小川内は身長170cmとありますが」
校長「それは本当だと思います。この2人、タイプ的に似てますが、性格は全然違うんですよ。ハッキリ言って近藤はバカですし、小川内っていうのはマジメなんですよ。性格は対照的ですよね」
佐藤「どういう方がプロレス的には伸びるんですか?」
校長「時にはバカも必要だし、時にはマジメじゃないとダメだし、ちょうどこの2人を割って2くらいがいいんじゃないですかね」
(週刊プロレスビデオ増刊vol.37『ジャベムーチョ! T2Pのつくり方』2002.3.3発売)

●2001.12.2ヒムナシオ・デ・ラ・ウニダ・クアウテモック vs 大鷲透戦(第5回ヤングドラゴン杯決勝戦)

"本命"大鷲透がヤング・ドラゴン杯優勝
「今後は準優勝の近藤が怖い」(校長)


ドラゴン校長もその成長ぶりに驚く近藤。決勝で破れはしたが、今後の活躍が期待される一人だ。
(『週刊プロレス』2001.12.25号)

それまでのT2Pらしい関節ゲームから一転していかにも若手同士の凌ぎの削り合いというような闘いになった。パワーにはパワー、場外戦には場外戦という意地の張り合いが続く。大鷲のハイアングルからのチョークスラムは実に豪快。この一発が近藤の致命傷となった。
(『週刊ゴング』2001.12.27号)

大鷲透選手「みんな、まあまあじゃないの。まあ近藤については、よく勉強してるとは思ったよなあ。あいつがいちばん手強かった。まあな、はじめっから俺が優勝することは決まってんだよ。他に誰がいるんだ?」(試合後のコメント)
(『VAMONOS AMIGOS!闘龍門 12・10駒沢大会スペシャル』2002.1.2放映)

高柳謙一アナ「近藤にあって大鷲にないものって何でしょう?」
ウルティモ・ドラゴン校長「見た感じだけだと大鷲の方がパワーありそうに見えるじゃないですか。実際はね、俺は近藤の方がパワーあると思いますよ。中から出てくるパワーって、すごいですよ」
高柳「さっきから、目に映るのは脚力ですよね」
校長「今、何気なく簡単に持ち上げましたけど(グリフォン)、これくらいの身長差があると、普通は持ち上がんないですよ。近藤に関してはナチュラルに体が強いですよ」
高柳「インタビューでも、"最後はゴリラクラッチで決めたい"と言ってましたが」
校長「いや、ホントにゴリラみたいでしょ。で、おまけに頭まで悪いって。ホントですよ。知能からしてそんなもんじゃないですか、ねえ」
佐藤景氏〈週刊プロレス〉「これはウカツにうなずけないですよね(笑)」
校長「でも、ホントにそれが彼の魅力だと思いますよね。さっきからバカだバカだって、ホントにバカなんですけど、でもすごくいいヤツですよ、彼は」
〈キャッツ・クレイドル〉
校長「脚力もそうですけど、背筋の力というのがものすごいですよね、近藤は」
〈ラウンドムーヴ・チキンウイング・フェイスロック〉
校長「さっき(準決勝)と逆の入り方ですよね。こういうバリエーションも、まあ彼の魅力のひとつですよね。なんか、散々ケナしたのに、結局ホメてますね…」
佐藤「近藤選手のことを校長はよくおっしゃるので、やっぱり近藤選手が気になってるんですね」
高柳「まあ、デキの悪い子ほどかわいいということもあるのかもしれません」
(週刊プロレスビデオ増刊vol.37『ジャベムーチョ! T2Pのつくり方』2002.3.3発売)

●「驚異の22ページぶち抜き!!闘龍門メキシコ現地潜入SPECIAL」メキシコで修行中のT2Pメンバー紹介

8期生ながら、「ヤングドラゴン杯」で準優勝に輝いたT2Pの新生(※原文ママ)。ジャベを決め技とするT2Pの中で、ジャックハマーで決める異色の存在。相手をコーナーまで吹っ飛ばすタックルは必見。
(『紙のプロレス』2002.45号)

back.jpg