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ArcGISを使って地図アプリケーション開発

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ArcGISを使って地図アプリケーション開発

デスクトップ上で動くアプリケーション・ソフトウェアの中で、地図を表示し、地図の上に色々な情報を重ね、地図上で距離や大きさ、角度などの計算をしたい、などの機能を持たせようとする場合、地図を扱う様々な機能を地理情報システム(GIS:Geographic Information System)を使って実現すると、地図そのものの機能を一から構築しなくてすみます [1]

GISには、専用のソフトウェアとして提供しているものと、地図機能をライブラリとして提供しているものがあります。自分でアプリケーション・ソフトウェアを作る場合は、ライブラリとして提供されている必要があります。

今回、GISとしては有名なArcGIS製品の開発用ライブラリであるArcGIS Engine Developer Kitを使い、地図アプリケーションの題材として、架空の航空会社が全世界を運行する航空輸送便の飛行計画路と現在の航空便の場所を表示する「Happy flight」プログラムを作成します。プログラミング言語には著者が一番習熟しているという理由でJavaを使用します。

本文書は、このHappy flightプログラムの作成を通じて得た地図やArcGISプログラミングについての技術メモとなります。

Indices and tables

脚注

[1]とはいえ、GISの機能は複雑で、また地図についての技術的な知識がないと理解が難しいため、地図とGIS機能の双方について相当のお勉強が必要になります。

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